暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX−音速の機械戦士−
−Generation neXt−
[4/18]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
示でシンクロ召喚された《パワー・ツール・ドラゴン》は無傷。

「メイン2。《パワー・ツール・ドラゴン》の効果を発動!」

 ただしそれは、こちらも攻撃のチャンスを失ったということだ。《パワー・ツール・ドラゴン》の効果によって、十代にランダムで選ばれた装備魔法を手札に加え、そのまま《パワー・ツール・ドラゴン》に装備する。

「《パワー・ツール・ドラゴン》に装備魔法《ミスト・ボディ》を装備し、カードを二枚伏せてターンエンド!」

「オレのターン、ドロー! 《コンバート・コンタクト》を発動し、手札とデッキからネオスペーシアンを墓地に送り、二枚ドロー!」

 最初のターンから息をつく間もない攻防が展開され、お互いにダメージは与えられずにいた。ただし結果としては、大量のドローと墓地肥やしを同時にこなしてみせた十代が有利であり、俺はフィールドを防御で固めていた。

「よし……通常魔法《コクーン・パーティー》、永続魔法《コクーン・リボーン》を発動! 来い、ネオスペーシアン!」

 対する十代は、こちらの防御など知らないとばかりに攻めの姿勢。墓地のネオスペーシアンの種類だけ『コクーンモンスター』を特殊召喚する魔法カード《コクーン・パーティー》と、『コクーンモンスター』をリリースすることで墓地のネオスペーシアンを特殊召喚する永続魔法《コクーン・パーティー》のコンボにより、十代のフィールドはあっという間に五体のネオスペーシアンで埋まっていた。

「《N・エア・ハミングバードの効果発動! 相手の手札×500ポイント、ライフポイントを回復する! ハニー・サック!」

十代LP4000→5000

 ネオスペーシアン。ダークネスと共に戦った時は心強い仲間だったが、今はただの相手モンスターだ。《N・エア・ハミングバード》を皮きりに、さらに効果を発動していく。

「《N・アクア・ドルフィン》の効果! 手札を一枚捨てることで、相手の手札のモンスターを破壊し、500ポイントのダメージを与える!」

「手札から《エフェクト・ヴェーラー》の効果を発動し、アクア・ドルフィンの効果を無効にする!」

 《エフェクト・ヴェーラー》の羽衣が《N・アクア・ドルフィン》を包み込み、そのハンデス効果を無効にする。無効にしようがしまいが《エフェクト・ヴェーラー》は墓地に送られてしまうが、500ポイントのバーンダメージを受けないだけマシだ。

「なら通常魔法《NEX》でアクア・ドルフィンを《N・マリン・ドルフィン》に進化させ、さらに効果を発動する! エコー・ロケーション!」

「くっ……!」

 対して十代はその防御を読んでいたかのように、ネオスペーシアンを進化させる魔法カード《NEX》によって《N・マリン・ドルフィン》を特殊召喚。変わらぬハンデス効
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ