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遊戯王GX−音速の機械戦士−
−Generation neXt−
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出来る。

「《カードガンナー》に攻撃だ、ドドドアックス!」

「リバースカード、オープン! 《ハイレート・ドロー》! 自分フィールドのモンスターを全て破壊し、その数だけドローする!」

 召喚されるや否や《ドドドウォリアー》は攻撃するものの、《カードガンナー》は他ならぬ十代のリバースカード《ハイレート・ドロー》によって破壊されてしまう。まさか三枚のリバースカードの中で、容易く攻撃が決まるとは思っていなかったが、自分から全て破壊するとは予想外だった。

「さらに《カードガンナー》が破壊された時、カードをドロー出来る。よって俺は、6枚のカードをドローするぜ!」

「……だが、《ドドドウォリアー》の攻撃は直接攻撃となる!」

「いいや、速攻魔法《クリボーを呼ぶ笛》を発動する!」

 《カードガンナー》と《ハイレート・ドロー》のコンボによって、使い切った筈の十代の手札が枚数を増やして再生する。せめてライフポイントにダメージは与えてやろうとするが、速攻魔法《クリボーを呼ぶ笛》によって、フィールドに《ハネクリボー》が特殊召喚された。

 ――いや、まだリバースカードが一枚――

「さらに速攻魔法《進化する翼》を発動! 手札二枚をコストに、ハネクリボーを《ハネクリボー LV10》に進化させる!」

 最後のリバースカードに気づいた時にはもう遅く、ハネクリボーは最強の形態へと進化する。《カードガンナー》によって、二枚の手札コストなど支払うのは容易いことなのだから。

「《ハネクリボー LV10》は自身をリリースすることで、相手モンスターを全て破壊し、その攻撃力分のダメージを与える!」

「手札から速攻魔法《インスタント・チューン》を発動! 相手モンスターが特殊召喚に成功した時、レベル1のチューナー扱いのトークンを特殊召喚出来る!」

 《ハネクリボー LV10》の効果は、まさに究極進化形態と呼ばれるに相応しい効果。ただしこちらもただやられる訳がなく、手札から速攻魔法《インスタント・チューン》を発動する。

「そしてチューナートークンと、フィールドのモンスターでシンクロ召喚する!」

「何!?」

 《ハネクリボー LV10》が起こした破滅の光から、《ドドドウォリアー》は特殊召喚されたチューナートークンとともに、光の輪と化すことで避けてみせる。もちろんただ避けただけではなく、合計レベル7のシンクロ召喚として。

「集いし願いが新たに輝く星となる。光さす道となれ! シンクロ召喚! 現れろ、《パワー・ツール・ドラゴン》!」

 そしてシンクロ召喚され竜の雄叫びをあげる、ラッキーカードこと《パワー・ツール・ドラゴン》。十代の《ハネクリボー LV10》が破壊するのは、あくまで攻撃表示モンスターのみであり、守備表
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