−Generation neXt−
[15/18]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
を終了させる!」
――ゴッド・ネオスこそ、俺が、俺と機械戦士が、最後に倒すべきモンスターに相応しい。
「カードを一枚伏せ……ターンエンドだ」
「俺のターン、ドロー! ……《貪欲な壺》を発動し、カードを二枚ドロー!」
通常のドローに加えて《貪欲な壺》を発動し、カードをさらに二枚ドローする。ドローしたカードと手札のカードを確認し――先程の十代のように、不敵にもニヤリと笑ってみせた。
「今度は俺が集大成をぶつける番だ、十代!」
「ああ、来い遊矢!」
「魔法カード《エクストラ・フュージョン》を発動! 自分のエクストラデッキのモンスター二体を融合する!」
まず発動されたのは、魔法カード《エクストラ・フュージョン》。シンクロ、ペンデュラム、エクシーズに続いて融合召喚も活用すると、エクストラデッキの二体のモンスターが時空の穴に吸い込まれていく。
「《ライフ・ストリーム・ドラゴン》! 《スカー・ウォリアー》! お前たちの力を一つに! 《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》!」
ゴッド・ネオスと競うように融合召喚される、このデッキの切り札たる《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》。旋風とともに融合召喚された波動竜騎士は、その風で持って新たなモンスターが召喚される道を開く。
「来い、マイフェイバリットモンスター――《スピード・ウォリアー》!」
『トアアァァッ!』
雄々しい叫び声とともに召喚される、マイフェイバリットモンスター。その召喚を待っていたかのように、十代はニヤリと笑っていた。
「さらに魔法カード《ヘルモスの爪》を発動! 《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》を融合素材に、《真紅眼の黒竜剣》を融合召喚する!」
そしてフィールドに並び立っていた《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》は、《ヘルモスの爪》の効果によって、《スピード・ウォリアー》が振るう剣へと変化する。吹雪さんとのデュエルで生まれたその剣は、吹雪さんの意志が込められたかのような意匠が施されていた。
「《真紅眼の黒竜剣》を装備したモンスターは、攻撃力を1000ポイントアップさせ、さらにフィールドと墓地のドラゴン族×500ポイントアップする!」
しかしドラゴン族ともなれば、俺と十代の墓地を合わせたところで、《ライフ・ストリーム・ドラゴン》と《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》ぐらいのものだろう。しかしこのカードがその全てを引っくり返す――
「速攻魔法《コード・チェンジ》! 《真紅眼の黒竜剣》に記されたドラゴン族を、戦士族に書き換える!」
「何だと!?」
最後の一枚――速攻魔法《コード・チェンジ》の効果は、カードに記された種族を変更する効果。よって《真紅眼の黒竜剣》に記されたドラゴン族は戦士族へと変わり――《スピ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ