ガンダムW
1630話
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可能性もある。
そうなれば、H教授を引き入れる事も可能かもしれないだろう。
やがて沈黙を破るように、五飛が口を開く。
「老師の安全が保証されるのであれば、話を通してもいい」
「ちょっ、おい、五飛!? いいのかよ!」
デュオが驚きの声と共に叫ぶ。
まさか、こうも簡単に五飛が俺の要望に頷くとは思ってなかったのだろう。
それは俺も同様だった。
恩人を危険に晒す事が出来るかと、そんな風に言われるのだとばかり思っていたんだが……これは嬉しい誤算だな。
「……ちっ、分かったよ。一応話だけはしてみる。けど、俺は何も約束出来ねえぞ」
デュオの方も、不承不承といった感じではあったが、俺の要請を承諾する。
「そうか、じゃあ頼んだ。ああ、別に無理強いはしない。あくまでも向こうの自主性に任せるといった感じにしておいてくれ」
「……分かった」
「ふん」
こうして、俺はガンダムの科学者達と接触出来るかもしれない機会を得た。
まぁ、ガンダムを作った技術者達がシャドウミラーに……W世界にあるのではなく、ホワイトスターにある方のシャドウミラーに入るとは思えないので、そこまでの期待はしていないのだが。
そして、シルビアから連合軍の軍艦と合流したという知らせが入るのは、これから数分後のことだった。
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