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転生とらぶる
ガンダムW
1630話
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んだが、今のこの状況をOZとバートン財団が見逃す筈もない。
 いや、シャドウミラーだけであれば、それこそ放っておいたかもしれないが……それどころか俺達を倒す為にOZやバートン財団を誘き出す餌として利用した可能性もあるが、シルビアがいる以上、そうもいかない。
 これでセプテムがシルビアを迷惑がっていれば話は別だったのだが、セプテムにとってもシルビアはお気に入りらしい。
 それどころか、出来れば孫のギンターの嫁に欲しがっているとか。
 将来の義理の娘候補……それが本当にそうなるのかどうかは分からないが、それでもセプテムとしては公私両方の事情でシルビアをここで殺される訳にはいかない訳だ。

『アクセル代表、所属不明MSの反応を感知しましたが……』

 シャトルのパイロット――実はMS輸送機のパイロットの弟らしい――からの通信に、一瞬緊張した雰囲気が周囲に漂う。

「襲ってきたのか?」
『いえ、距離を保ったまま動く様子がありません』
「……なるほど」
「襲って来ないのか? だとすれば、多分こっちの様子を見てるんだろうな」

 俺の言葉に、デュオが納得したように呟く。
 それは、シルビアを含めてこの場にいる者達全員の共通した意見だったのだろう。
 特に反対意見も出ない。
 向こうにとって、シャドウミラーは出来れば撃破したい。だが、無駄に戦力を使う事も出来ない以上隙が出来るのを待っている、といったところか。
 OZはバルジがなくなってしまい、バートン財団は元々そんなに戦力が多い訳ではない。
 この辺りはジレンマといったところか。

「気にする必要はない。向こうも今の状況で本格的にこっちに手を出してきたりはしないだろう。連合軍から迎えが来れば、すぐに撤退する筈だ。……ただ、一応念の為にもっとこっちに近付いてきたら、知らせてくれ」
『了解しました』

 俺の言葉に、シャトルのパイロットが短く返事をする。
 それを聞くと、取り合えず今はそっちを気にする必要はないとして、座っていた椅子に体重を掛ける。
 ……これがMS輸送機なら、豪華なソファとかがあったんだけどな。
 まさか、臨時で使っているこのシャトルを改造する訳にはいかない。
 そのまま20分程が経ち……

『アクセル代表、連合軍の軍艦がこちらに近付いてきます。同時に、こちらの様子を伺っていたMS達も離れていきました』
「だろうな。向こうにとって、今の状況でさえ俺達に手出し出来ないのに、連合軍までもが合流したとなれば、どうしようもない。そっちは気にしなくてもいい」
「けどよぉ、本当に何しに来たんだ? こっちの様子を窺って、そのまま帰るんなら、本当に来た意味ないだろ?」

 少し呆れた様子のデュオの口調。

「それこそ、もし何かあった時にはすぐに手出し
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