プロローグ
雪の街から#2
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何とか人のいる市街地に出た。
多流人(良かった。何とか助かった・・・)
ターミナルの姿は見えないが、この際町の人に聞くのが早いと思った。
恐らくそれが得策だろう。
早速この街に詳しそうな人に道を聞いてみよう。
だが、一つだけ心配なことがあった。
仮にこの街のことを一番に知っている人に出会えたとしても、俺が理解できなかったこの地図を果たして正確に解読してくれるのだろうか?・・・
はっきり言うが、こんな親の汚い殴り字で書いた地図を理解できる人なんて、書いた本人ぐらいしかいない気がする。
聞くことが無駄に思える。
だがそれでも聞かなければ、何時まで経っても新居に辿り着けない。
無理にでもお願いしなければならなかった。
腹をくくって、ため息交じりに俺は探し始めた・・・
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