46部分:魔剣その七
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・・」
アレスはゆっくりとムストルティンを鞘に戻した。
「信じてくれ、なんて虫の良い事は言わない。けど君の信じている事が若し真実なら・・・・・・・・・その時は君の好きなようにすればいい」
アレスは暫く俯いていたが顔を上げた。
「良いだろう、この場は許してやろう。だが忘れるな。貴様の首は俺が取ってやる」
「好きにすればいい。それ位の覚悟は出来ている」
「・・・・・・その言葉憶えておけ」
リーンが出て来た。
「あの・・・・・・セリス様・・・・・・」
「君は?」
「リーンと申します・・・踊り子です。アレスの・・・・・・知人です」
「アレス王子の・・・・・・」
「あの・・・あたしも解放軍に入れて下さい」
「え・・・・・・けど・・・・・・危ないよ」
「それは解かってます。けれどあたしの踊りで皆を元気付けられると思うんです。ですから・・・・・・お願いします!」
「う〜〜ん、父上の軍にもシルヴィアという踊り子がいて皆を元気付けていたというし・・・よし、君の参加を歓迎しよう。ただし無理をしちゃいけないよ」
「はい・・・有り難うございます!」
リーンは深々と頭を下げた。
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