ガンダムW
1629話
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ら自分で聞いて来いよ」
「おいおい、無茶を言うなよ。相手はシャドウミラーだぜ? それこそ、下手をすれば俺が殺されてしまうよ」
「あー……シャドウミラーだと考えれば、それもまた不思議じゃないよな」
そんな風な話し声が聞こえてくるのだが、それは取りあえず聞き流す。
中にはシルビアが中々にいい身体をしているとか言ってる奴もいるが、幸いにも聞こえているのは混沌精霊として優れた聴覚を持っている俺だけだ。
ともあれ、これで分かったのはシルビアの人気だ。
……明日にでもシャドウミラーと一緒に宇宙に行くとか広まったら、どうなるんだろうな。
その辺りの事情は、俺達が実際に宇宙に行く前には広がらないで欲しいものだ。
宇宙に行った後なら、どれだけ話が広まってもいいと思うんだが。
そうして歩き続け……やがて目的の格納庫が見えてきた。
「アクセル代表、あそこです」
「ああ、分かっている。……一応言っておくが、シャドウミラーは色々と特殊な場所だ。それを理解して行動してくれよ」
「はい、分かりました」
笑みを浮かべて頷くシルビアを引き連れ、俺達は格納庫の中に入っていく。
そこでは、当然のように多くの整備員が働いていた。
中にはシャドウミラーと行動を共にしている整備員達の姿も見える。
何をやっているのかと言えば、MSを宇宙用に改修しているのだろう。
「アクセル? どうしたんだよ? ……そっちの美人さんは? まさか、ナンパか?」
俺達の姿を見つけ、真っ先に近寄ってきたデュオの声に苦笑を浮かべ、シルビアの事を説明するのだった。
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