第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
interlude1:突撃!心霊スポット!!〜A new fellow is a fox〜
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「シン……やっぱり怖えーよ」
「まったく悪魔なのに、何暗闇を怖がっているんだ?」
さて、俺――神無月進は今イッセーと共に駒王町の外れにある山の山道に来ていた。
なぜここに二人で夜中に来ているかと言うと、今から二時間前のことだ。
―○●●●●○―
「心霊スポットの探索?」
「ええ、今日はイッセーの悪魔家業は終わっているから頼もうと思ってね」
コカビエルの騒動から数日後、何時もどおりに部活をしているとイッセーとリアス部長が話していた。
「もしかして噂のあの山ですか?」
「ええ、イッセーも知っていたのね。そうこの町の外れにある山道に夜中長髪の幽霊がでるとゆう噂があるから調べてきてほしいの」
コカビエルと最初に対峙したあの山道か、うわさは知っていたがあの時はそんなものは見なかったな。
「でも何で調べに行くんですか?」
「イッセー私たちは一応オカルト研究部なのよ。まああくまでそれは表の顔だけなのだけど、たまにはオカルト研究部らしいことをしないと、ソーナがうるさいのよ」
まあ、オカルト研究部なのにオカルト研究していないと周りからの生徒から変な噂が流れて生徒会が対処しないといけないからな。
それにしてもリアス部長はなぜオカルト研究部にしたのだろうか?
今度聞いてみるか。
「わかりました部長!!男!!兵藤一誠、部長のために幽霊調査にいってきます!!」
そしてイッセーは早速部室を出て行った。
「ん?電話。イッセーからか」
なぜかイッセーが部室を出て行った瞬間そのイッセーから急に電話がかかってきた。
〔シン!!単刀直入で悪いが幽霊調査一緒に来てくれ!!〕
「―――え?」
―○●●●●○―
といった経由で急遽、イッセーの幽霊調査に付き合うことになった。
ちなみにリアス部長には適当な理由をつけて帰るといったが。リアス部長はわかっていたのかどうか判らないが苦笑しながら許可してくれた。
「やっぱりお前を誘ってよかったぜ」
二時間前は『男!!兵藤一誠、部長のために幽霊調査にいってきます!!』なんて言っていたがあのときの宣言はどこに言ったのか……。
ガサガサ……
「うぉッ!!??」
見事に風に揺れた葉の音ですらビビッている。確かにもともと人間なのはわかるが一応、三天龍の一角を宿した存在だから多少はしっかりしてほしい。
そして山道を歩いていくと例の幽霊が現れるスポットについた。
「で…具体的にどう調査するんだ?イッセー」
「そ、そ、そ、そうだな……。まずは…そこのベンチで休もうぜ…」
「どれだけビビッているんだ…さっきも言ったが仮にもお前悪魔なんだろ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ