アレクサンダーも参戦
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て来てしまったエリカが「お姉ちゃん」と言ったが「シッ、見ちゃいけません」と口を塞いで退かせた。
まだ冬の夕暮れで稲光が光り、工房に直撃したのでエリカを連れて逃げるジュリアンとベアトリスだった。
エーデルフェルト
「(英語)老けたなあ、男か女か分からんような小僧だっお前がその年か? 儂は見ての通りだ」
今度はアンジェリカがインストールしたカードではなく、人形に置換されたアレクサンダー大王。
英霊は召喚される時「このすば!」のアクアみたいな女神的なアレで英語を共通語として会話しているらしい。
人形の大きさ制限で、2メートル超えるような巨体ではなかったが、180センチぐらいで、布団やベッドからもはみ出さず、日本家屋で頭をガンガン打ちまくって、荷物を持つとドアを通過できない事態にもならずに済んだ。
「(英語)もう置いて行かないで…… 僕も連れて行って欲しいんだ。あれから魔法も一杯ry」
異世界ウェイバー君と同じく、何か補完されちゃって、王の軍勢に加えて貰おうと思い、完全にルヴィア、士郎、ギルガメッシュなどのギャラリーは全てアウトオブ眼中、二人だけの愛の世界を構築して固有結界張っちゃっていた。
次の機会は今生の間無いであろうから、今すぐ王の軍勢に参加したいと懇願する。
「お主、女房子供はおらぬのか? おらぬならこの中の誰かと一緒になれ、まだ長い人生、そう急ぐものではない」
「うん、うん……」
もう泣きすぎて鼻水垂らしてグジュグジュで目も真っ赤、こっちのウェイバー君もクロエにアンリマユされてしまった。
「(英語)ありがとう、私の主君と再会できる日が来るとは思っていなかった、感謝する。わが主君からの新しい指令は「この中の誰かと結婚せよ」と言う物だ。君達さえ良ければ誰か我が妻として迎えたい」
天使である小学生クロエ様にまで婚約要請をしたHENTAI魔術師。
魔術の名門エルメロイ卿の妻として迎え入れられる名誉を聞いて、またルヴィアが答えた。
「わたくしは異世界の先生とお約束がありますので、異世界にいるわたくしで如何でしょう? 英雄扱いされて困っていると伺いましたが?」
敵がもう一人減るようで、クロエは満面の笑みで喜んだ。
そこに異世界のエインズワースからアンジェリカが帰還し、異世界のウェイバー君とアレクサンダー、さらに異世界のギルガメッシュとエルキドゥを連れ、人形の在庫も持って来たので、双子ペアがまた三組増えてややこしくなった。書いている本人も把握できていない。
「お嬢ちゃん、ありがとう、ありがとうな、おおきに」
ほぼ誘拐同然で連れて来られた異世界ギルガメッシュも、人形に置換されていたアレクサンダーと再会し、エルキドゥを人形に呼び出せると言われて降参した。
アンジェリカなので、足にロケットでも仕込ま
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