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転生とらぶる
ガンダムW
1628話
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 軍人という訳ではなく、一般人が軍服を着ているだけ……というのが正しいだろう。

「アクセル代表……いえ、アクセルさんが言いたいことは分かります。私がこのまま一緒に行っても、役に立つとは限りません。ですが、お爺様……ノベンタ元帥はそれでも私にシャドウミラーと同行するように言いましたし、私もそれは望むところです」
「……なるほど」

 その言葉で、何となく今回の件の裏が見えてきた。
 OZとの戦いが続いている中でバートン財団という勢力まで出て来た以上、連合軍にとって絶対に避けたいのは俺達シャドウミラーが連合軍から離れていく事だろう。
 その理由の幾つかに、事態をきちんと把握していない、もしくは中途半端にしか把握していない軍人の余計な行動がある。
 あるいは把握していても、外様のシャドウミラーに頼りたくはないと、そう思う者も決して少なくはないだろう。
 そんな中で、シルビアというノベンタの孫娘がシャドウミラーと一緒に行動していればどうなるのか。
 権威主義の軍人であれば、その存在が邪魔となってシャドウミラーに余計なちょっかいを掛ける事は出来ない。
 下手にシャドウミラーにちょっかいを出し、その結果としてシルビアが怪我をし……ましてや死んでしまったりしたら、まさに身の破滅だろう。
 それ以外にも、ノベンタとしてはハニートラップ的な意味が……うーん、あの温厚なノベンタが孫娘の身体を使って俺を籠絡しようとするハニートラップを仕掛けてくるか?
 こう言うのもなんだが、シルビアはとてもではないが男女間の駆け引きに長けているようには見えない。
 ミイラ取りがミイラになる……というパターンしか思いつかないんだが。
 だとすれば、ハニートラップの件は、俺の穿ち過ぎか?

「ノベンタも、随分と大胆な決定をしたものだな」
「そうですか? 私はお爺様のお役に立てて嬉しいです。今までシャドウミラーに派遣されていたサリィ少佐は、非常に有能で連合軍に対する高い忠誠心を持っていると聞いています。ですが、あくまでもサリィ少佐はただの軍人。お爺様の孫娘の私がシャドウミラーと行動を共にする事で、連合軍がシャドウミラーをどれだけ頼っているのかを内外に示す事が出来ます」

 そう告げるシルビアは、決して他人から言われて嫌々俺達と行動を共にしようとしているのではなく、自分の意志でそう決めたのだと……そう態度で示していた。

「それに、私は一度アクセルさんに会ってみたいと思っていました」
「……俺に?」
「はい。お爺様から、アクセル代表がいなければ、恐らく連合軍はOZに負けていただろうと、そして自分は死んでいただろうと、そう聞かされています」
「そうだな」

 シルビアの言葉は、決して間違っていない。
 事実、原作でノベンタはヒイロによって殺され
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