第10話
[6/13]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
空中で次々と捌きながら着地したが
「舞え、星の力―――星光身妖舞 !!」
「!!グッ!?」
アイドスの星の力を宿した連続攻撃を受けてしまい、思わず呻き声を上げた。
「逃がしはせぬ!!」
しかしすぐに立ち直ったアルゼイド子爵は自身を中心に光の渦を発生させて敵を引き寄せ、薙ぎ払いを放つクラフト―――洸閃牙を放ったが
「爆ぜよ、星の力!!」
「ガッ!?」
薙ぎ払いを放つ瞬間、放ったアイドスの一閃技―――星光円舞剣に打ち負けて吹っ飛ばされ
「ガハッ!?」
そして壁に叩き付けられて呻いた!
「これで”力の差”はわかったでしょう?……まだ続けるのかしら?」
アイドスは静かな表情でアルゼイド子爵に問いかけ
「先程も口にしたはずだ。『振るうのはあくまで”己”の魂と意志―――最後にはそれが全てを決する』、と。例えどのような強大な相手であろうと我がアルゼイドの剣は何者にも屈せぬ……!」
アイドスの問いかけに対して静かな表情で答えたアルゼイド子爵は大技を放つ為に全身に膨大な闘気を練り始めた。
「……そう。だったら、これ以上貴方が傷つかない為にも私もそろそろ決めさせてもらうわ。」
アルゼイド子爵の答えを聞いたアイドスも全身に膨大な闘気や魔力、神気を練り始めた。
「アルゼイドの真髄……お見せしようっ!!」
「飛燕剣奥義!飛燕――――――」
そして互いの闘気等を練り終えた二人はそれぞれが放てる奥義を同時に放った!
「絶!洸凰剣!!」
「姫神恍舞!!」
アルゼイド子爵は一刀両断攻撃を、アイドスは最大の高速連続攻撃を繰り出し、互いの奥義を放ち終えた二人は互いの背中を相手に向けた状態で止まり
「ぐっ……見事……皆、すまぬ………」
アイドスの奥義によるダメージに耐えきれなかったアルゼイド子爵は利き腕から大剣を落として気絶し、地面に倒れた!
「………”人”の身でありながら私の結界に罅を入れるなんて、”見事”なのは貴方の方よ。私が”人”だったら、最後に立っているのは貴方だったかもしれないわね………」
アルゼイド子爵に勝利したアイドスは自身が常に自分の全身を覆っている結界に罅を入れたアルゼイド子爵を称賛した後、静かな表情で呟いて神剣を異空間に収納した。
「ポイっと。」
「コォォォォォ……………ハアッ!!」
「アークス駆動―――」
リィン達との戦闘を開始したフィーは先制攻撃代わりにFグレネードをリィン達の足元へと投擲し、ラウラはクラフト―――洸翼陣で自身の能力を上昇させ、クレア大尉はアーツを放つ為に戦術オーブメントを駆動させ
「―――そこっ!」
自分達に向かって投擲されたグレネードをステラがラ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ