第10話
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そこのメイドを無力化した後に解いているわよ?―――ほら、ちょうど起きたわよ。」
「う、う〜ん……?」
「ん……」
「アリサ!委員長!」
ベルフェゴールに視線を向けられたアリサとエマは目覚め、それを見たエリオットは明るい表情で声を上げ
「それじゃあね〜。」
ベルフェゴールは転移魔術でその場から去った。
「あ、あれ……私、さっきまで戦っていたのに……――――え……シャロン!?嘘でしょう……!?起きてよ、シャロン!」
目覚めたアリサは気を失って倒れているシャロンに気づくと表情を青褪めさせて悲痛そうな表情で声を上げ
「セリーヌ……もしかして私達……」
「ええ……さっきまでアンタ達が戦っていた女の暗示にかかっていたのよ。」
エマの疑問にセリーヌは重々しい様子を纏って答えた。
「………とりあえず、まずは手当をした後カレイジャスに作戦失敗の連絡をして、あたし達を回収してもらうわよ……」
そしてサラは重々しい様子を纏って今後の方針をアリサ達に伝えた。
その後バリアハートの防衛部隊はメンフィル軍によって一人残らず殲滅され……ケルディック、オーロックス砦に続いてバリアハートもメンフィル帝国によって占領されてしまった。また今回の戦いによってリィン達L小隊はアルバレア公爵夫妻の殺害とアルバレア公の次男であるユーシスの捕縛に加えてエレボニア最高の剣士と謳われている”光の剣匠”率いるユーシス・アルバレアの救出部隊の撃退と言う大手柄を立てる事ができた。
一方アリサ達はユーシスの救出に失敗し、更には”アルゼイド子爵家”の家宝である”宝剣ガランシャール”が奪われるという事態に陥ってしまった――――――
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