子供たちの決意
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てもホウエンの経済を牛耳るような相手に歯向かえるほど大きな人間だとは思えない。既に計画の歯車は狂い始めている。それでもアマノにはなし得たいことがあり、アルカはそれに協力するのだから。ポケモンバトルは好きではないが、それを邪魔するのなら誰であっても倒さねばならない。
(そう、例え私に初めて心からの笑顔を向けてくれたあの子であっても……です)
自分たちの計画が作動すればジェムは止めに来るだろう。アルカの事など何もわかっていないのに助けようとした愚かで優しいあの子を思い出すと、切なさと苛立ちが同居した不思議な気持ちに包まれる。騒がしい二人と計画を確認しながら、夜は更けていき――次の日が、やってくる。
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