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ことりちゃん、付き合ってください(血涙)
No.4:学校でもフラれておりま……って、それどころじゃねえ!
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校に編入しろと言われても、我が学力的にかなり厳しいことだ。
 それだけじゃない。ことりちゃんと過ごす楽しいライフが、イチャイチャライフが消え去ってしまう!! 今はそういう関係には至っていないが、将来そうなるはずだから(無根拠だが)! よって、廃校の案件は最悪と形容せざるを得ない。

 ……後々になって、オレは自分が勘違いしていたのだと悟ることになるのだが――この時のオレは知らずしてひたすら焦っていた。

「桃色の世界が閉ざされていくぅぅぅぅぅ……ぐはっ」
「え? 何を言っているのですか?」
「……ゆーくん? ゆーくん!?」


 カッコ悪い呻きをもらしたのが、ここでの最後の記憶。後になってことりちゃんが教えてくれた、なんとオレはその時ショックで意識を失ってしまったらしい。それからオレは、保健室にて穂乃果と共に仲良く目を覚ましたのだった。


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