第33話 =74層攻略開始、の前=
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確認できる。
あの技は投剣専用ソードスキルでそれ以外にも敏捷、そしてクリティカル部分を見つけるために目に関するパラメータを上げなければ使用できない。面倒な条件の変わりに、対プレイヤー戦では相当な強さをえる。
後方担当のデュエルに対する主な考え方は「デュエルは始まる前から始まっている」らしい。俺にはよくわからないけど…それで鎧の隙間を的確に、瞬時に見つけ開始とともに走りこみ超至近距離で投剣で攻撃するものだ。
「降参すれば、麻痺も解けるわよ…」
「ぐ…こ、降参…」
その言葉とともにユカにWiner表示が出てマルベリーの麻痺も溶ける。相当悔しいのかユカのほうをにらみながら「覚えておけ」みたいなと捨て台詞とともに転移門に移動、転移した。
「…ふぅ……」
「ナイスデュエルだったわよ!」
「…ありがと、リズ」
なにかすっきりした顔でリズに引っ張られながら立ち上がるユカ。立った瞬間アスナも近づいてきて自身の姉を心配しようとするが逆に心配されてるな、あれ。
「…アスナもあいつの前じゃ形無しだな」
「お、キリトか。…だな、ああ見ると本当に姉妹なんだよな」
向こうじゃアスナ、ユカ、サチ、シリカ、リズの女子5人が恐らく今さっきのことを語っている。キリトはアスナと一緒に行きたいと思うから仕方なく、俺もその場に待つ。
一区切りついたのか全員でこちらにやってきてフィールドに続く道を歩いていく。途中、ユカに「気持ちの整理がついたら…話すから」と言われそういわれてしまっては仕方ないので待つことにしよう、ユカが言いたいことを言ってくれる日を。
そして境界線で俺たちはリズと別れ迷宮へ続く圏外の道をどんどん進んでいった。
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