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ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第33話 =74層攻略開始、の前=
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トには信頼を置いているのかそのオーラ的なものも消え去った。
向こうは向こうで任せておこう…問題は今まで黙っているマルベリーだ。

「…で、血盟騎士団のアンタが何のよう?」

「いや、用があるのはその投剣使いのほうさ」

リズに聞かれたにも関わらずそれを無視、いいながらかっこつけた顔をしながらユカに近づく。やっぱりトップギルドのメンバーなのか意外と素早くなっておりユカは腕をつかまれた。そして耳元で何か言ったらしく、その言葉により力を入れて腕を振り払う。

「…そっちが最初にしてきたんじゃない…!!」

「酷いな…今まで守ってあげたのは俺じゃないか。その恩返しだと思ってさ」

「ふざけないで!!アンタに上げるくらいならリクヤに上げたほうが十分ましだわ!」

何をくれるのかは知らないけれど俺、こんな人と比べられてるんだな…正直言おう、外見はかっこいいと思う…現実でもクラスの女子に話しかけられた覚えがあるから、名前は覚えてないけど。でも中身がな…なんか見下しすぎで残念…

「俺がこんなやつに比べられる…だと!?…俺と勝負し俺がお前に勝ったら俺に初キッス…いや、それ以上のことをしてもらうかな」

「わ、分かったわよ!」

…へぇ、この2人が付き合ってたときにキスしたことなかったんだな…初知りだ。あいつは一瞬俺を見たけど負けたことを思い出したのかあえてユカにデュエル申請をしていた。完璧にこいつ、ユカなめてるな。単に素早さだけなら恐らくユカはトップレベルだろうに。ちょっと血が上っているのか申請されたデュエルを承諾するユカ。それと同時に向こうではキリトが武器破壊をクラディールに行い、降参させてデュエルは終了した。負けたほうは野次馬かき分け転移して行ったが。

「ユカさん…勝てますかね…」

「…アイツの強さは俺たちはよく知ってるだろ。勝つぜ」

秒数が10をきろうとしたときにはユカは5,6本の投剣を指と指の間に、マルベリーは俺と戦ったときと同じく大剣を。正直ユカが負けるはずがないとこの時点で確信できた。敏捷対筋力ならまず敏捷有利だし投剣には対プレイヤー用のソードスキルがありユカはそれをものにしている。

「…楽しみだな!お前のを奪うのは!!」

「……っ!」

その発言に思い切りにらむユカだったがデュエル開始の音がなるとともに1人は走り出し、ユカはその場から消えた。
俺の目ではユカがその場から消えたように見えたのだ。多分ほかの人にも消えたと思う人は多いはずだ。そして次の瞬間、ユカがマルベリーの後ろに立っておりそれと同時にマルベリーが地面に倒れる。HPが減ってないところを見るとどうやら麻痺毒つきのナイフで終わらしたらしい。そして例のソードスキル『レイン・モーメント』も使ったのがナイフの刺さっている場所で
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