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カツラ:「、、、ふむ」
ヒロシの話を聞き、カツラは硬い表情で
手に持っているグラスを見つめた。
マリナ:「カツラさん、どうかされました?」
サトシ:「マリナさんは聞いていないかも
知れないんですけど、実はポケモンのタイプを
変える実験と似たような実験を
計画してした人物がいたんです」
マリナ:「え?」
タケシ:「シルフと似たような実験を?」
ヒロシ:「、、Dr.フジ」
マリナ:「!!」
タケシ:「Dr.フジ!?」
タケシとマリナは驚愕した。
ヒカリ:「その様子じゃ、2人とも知ってるの?」
マリナ:「医学の道を進んだ人なら
誰でも知ってるわっ」
タケシ:「Dr.フジ、、ポケモン遺伝学の
提唱者だろ?」
2人はDr.フジを知っている様子だった。
サトシ:「タケシ達、知ってたのか」
ヒカリ:「でも、Dr.フジの実験は
”新しいタイプをつくる事”よね?」
似たような実験を
やろうとしてたなんて、、偶然ね」
ヒロシ:「偶然だといいけどねっ」
ヒカリ:「えっ?」
ヒロシ:「仮にニドキング達の
施された実験が、シルフにとって
ただの通過点だったとしたら、、、」
ヒカリ:「通過点、、、」
サトシ:「じゃあシルフは!!」
ヒロシ:「あくまで、仮定した話だけどね。
、、、でも、実験の最終目標が
”新しいタイプを生み出す事”だって可能性も、
0ではないかも知れない」
全員:「、、、」
サトシ:「カツラさん、、、」
サトシはさっきから言葉を発さずに
グラスを見つめているカツラを見た。
カツラ:「今考えても真実は分からんよ。
、、、答えはワシらの進む先にある。
実験がどうであれ、今のワシらは
シルフの目論みばかりに囚われず、
己のやるべき事に専念しなければのっ」
ヒロシ:「カツラさん、、、」
タケシ:「カツラさんの言う通りだっ。
気になる事ばかりだけど、自分の
やるべき事は見落とさないように
しないとなっ!」
タケシは、同じ元ジムリーダーとして、
カツラの言っている事を理解していた。
ヒカリ:「そうよねっ!
みんな無事だったんだし、それに今日は
タケシの歓迎会なんだから、
今は楽しまないとっ!」
サトシ:「そうだな
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