ガンダムW
1626話
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し、ロームフェラ財団と関係していてもいいと思うんだが……やっぱりロームフェラ財団は地球の王侯貴族達の集まりであって、宇宙に本拠地のあるバートン財団はロームフェラ財団にとっては仲間と見なす事は出来ないのか?
ともあれ、バートン財団という名前とその拠点を聞き出す事が出来たのだから、連合軍は動くだろう。
「そう。それじゃあ、次に戦力は?」
「現在所有しているのは、リーオー、エアリーズ、トラゴス、トーラス、パイシーズ、キャンサーだ」
どうやら、サーペントはまだ開発中か……もしくは、開発すらされていないらしい。
まぁ、原作と比べるとバートン財団が表舞台に出るのが大分早かったしな。
それに、この男がバートン財団の全てを知っている訳ではない。
幾ら凛の催眠術でも、この男が知らない事は喋らせられないのだから。
だとすれば、サーペントが開発中でも、あくまで秘密裏にという風になっている可能性はある。
そもそもの話、この男は地球での破壊活動をやっていたのを考えると、いつ捕まってもおかしくはない。
現に、こうして捕まっているのだから。
だとすれば、そこまで詳しい情報を知っている奴を送ってくるのか? という疑問もある。
恐らく……いや、間違いなくこの男はバートン財団の中でいつでも切り捨てられる程度のトカゲの尻尾、という訳か。
「へぇ。トーラス、パイシーズ、キャンサーはOZでも最新鋭MSと聞いているけど、バートン財団はそれを手に入れる事が出来るの?」
「そうだ。OZの中も一枚岩という訳ではない。金次第では、こちらに物資を流してくれる者もいる。そのような者達からMSや各種資材を融通して貰っている」
OZも人の子、か。
実際問題、OZもエリートだからと言って、全員がOZに忠誠を誓ってる訳じゃないのは明らかだしな。
その後も凛は色々な事を目の前の人物に聞いていき……サリィを含め、このやり取りを見ていた者達を驚愕の渦に叩き込むのだった。
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