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Fate プリズマクロエ お兄ちゃん強奪計画
エルキドゥ降臨
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ません、今、イイ所なんで、邪魔しないでくれませんか? ハァハァ))
 雀花の姉は一つ上のステージにいる人なので、他人の家なのにそれを聞きながらトイレに入った。
「このアンジェリカの所、一成君かジュリアン君に変わんないかなあ? 家で加工しよ」
 ノートを出してイキナリ壁ドン?しながら、その場で序盤とプロットを書き始めるミミ。
「題、今イイ所なんで、邪魔しないでくれませんか? 俺はごく普通のどこにでもいる料理好きの男子高校生。でも俺には異世界に同じオレが? 料理を目指して同じ夢を語れるオレがいたんだ。そして親友の一成と、異世界にはジュリアンって一成の代わりになる人物が…… ああっ、私にお兄さんの入れ替わりとか、感情の起伏や恋愛の縺れまで描き切れるのかしら? ええいっ、ままよっ」
 とりあえず三人全員腐っていた。

「お兄ちゃん達、まあそう言わないで」
「「ああ、クロエか、クロエなら仕方ないな」」
「んん、弱みを握ってる妹設定で、肝心な時には邪魔されてしまう二人か、イイとこ掴んでるよ、クロエ先生っ」
 雀花から目を細めてサムアップされ、何故かクロエだけが先生と呼ばれていた。
 実際の士郎が掴まれている弱みは、すぐ下着姿で布団に入って来て一緒に寝るクロエを見て我慢できず、キスしてしまったり、下着をずらして中身を見る所を携帯で録画されてニヨニヨされ「ママとセラとイリヤには内緒なんでしょ〜、パパとリズならお祝いしてくれるかな〜?」と言う弱みを握られて、一緒に入浴サービスもしてくれる従妹?には頭が上がらない士郎。
 異世界士郎は美遊救出から桜救出まで、何から何まで世話になっているので普通に頭が上がらなかった。
「アンジェリカがギルガメッシュオジサンの友達も人形に呼び出したんだけど、もう魔力切れらしいのよ〜。ここは一つ、お兄ちゃんがアンジェリカに「魔力注入」してあげるしかないわよねえ、う〜ふ〜ふ〜」
 黒いドラ*モンは黒い笑顔で笑った。兄の童貞卒業を自分でやると犯罪年齢で、セラとママに兄が殺害されてしまうので、アンジェリカ人形と桜人形を使って、兄の下半身の欲望も全面バックアップであった。
 士郎としても、美遊からのドロップキックやフライングクロスチョップが無ければ、もうとっくにアンジェリカと結ばれて、お風呂でドッキリではなく普通に一緒に入浴して自然に床入りできていたが、鬼のような妹に邪魔され続けていた。
「小さいギル君には異世界でもお世話になったから、先に願いを叶えてあげたんだけど、ロードエルメロイとアレクサンダー大王って、第四次聖杯戦争の戦友なんだって」
 まだ向かいの客全員には顔合わせしていないが、イリヤとクロエが世話になった人物、それもカレー堕ちさせられる人物が多そうなので、士郎二人もニヤリと笑った。
「「いいですよ、カレーで注入し
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