暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十八話 模擬戦 ライトニング
[10/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
だろうって考える。
「今の私たち、フェイトさんに心配かけちゃってるのかな?」
「うん…」
outside
フェイトがアスカのバリアを切り裂いてバルディッシュを振り上げる。
アスカが張り巡らせたバリアは意味が無かった。が、
「これで!」
《ブリッツアクション!》
振り下ろされる前に、アスカはブリッツアクションで動作加速させてラピッドガーディアンでバルディッシュを押さえつける。
「それなら!」「させません!」
バックステップで間合いを空けようとするフェイトの背後にバリアを張ったアスカ。
ドン!とバリアに退路を阻まれ、フェイトは背中を打ち付けた。
フェイトに初めて焦りに色が浮かんだ。
「インパルスナイフ!」
アスカの一撃がフェイトに迫る!が、
ガキッ!
フェイトが目の前から消え、インパルスナイフがバリアに突き刺さる。
「お見事。凄いよ、アスカ」
上空からフェイトが賞賛する。
逃げられないと判断したフェイトは、それまで使用していなかった飛行魔法を使ったのだ。
「追いつめられたか」
アスカは冷静に今の状況をそう判断した。
バルディッシュの一撃を防ぎ、ソニックムーブ、飛行魔法を使わせた。
今の一撃で決められなかったのは痛い。
「どうする?まだ続ける?」
フェイトの言葉には、今の条件でやるかと言う意味が含まれている。
つまり、ほとんど手加減無しでやるのかと聞いているのだ。
「ここでやめる訳にも、です」
頭上のフェイトに言うアスカ。
「うん。じゃあ、行くよ?」
フッとフェイトの姿が消えると同時に、ラピッドガーディアンが警告を発する。
《マスター、下です!》
ラピッドガーディアンの声に反応したアスカが下段の十文字受けで防御する。
気がついた時には、フェイトがアスカの前でしゃがんでいた。
そして、伸び上がるように踏み込んでバルディッシュを振り上げた。
「ぐあっ!」
アスカは受けきれず、両腕を弾かれてしまった。
強制的にバンザイをしている格好になった。
「しまっ…」
胴体がガラ空きになる。それを見逃すフェイトではない。
「ハアァァァァッ!」
フェイトはそのままバルディッシュを横になぎ払う。
(ここまでか!)
アスカは覚悟した。だが、
ガキィッ!
激しい金属音が響きわたり、バルディッシュの斬撃はアスカに届かなかった。
「え?」
2、3歩くよろめくように後ずさるアスカ。
目の前には、フェイトの攻撃をストラーダで防ぐエリオの姿があった。
「エリオ?どうして…」
フェイトとは戦
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ