暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十八話 模擬戦 ライトニング
[4/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
、エリオ!」
二人に声を掛けて、アスカはフェイトとの間合いを詰める為に走り出す。
(ヤッパリ、エリオとキャロの様子がおかしい…いつもの動きじゃない。なんでだ?)
間合いを詰めつつ、アスカはエリオとキャロの様子をみる。そこに…
よそ見していて、いいのかな?」
「え?うわっ!」
いつの間にか、間合いを詰めていたフェイトがバルディッシュを振るう。
間一髪よけたものの、アスカはバランスを崩してしまう。
「隙あり!」
フェイトが追撃をかける。
(このタイミングだ、エリオ!)
フェイトの注意がアスカに向かっている今がチャンスだった。が、エリオは動かなかった。
「な、なんで!」
アスカはラピッドガーディアンをクロスにしてバルディッシュを防いだが、そのまま呆然としているエリオの所まで飛ばされてしまった。
「え?うわ!」
エリオと衝突してしたアスカは、もつれるように転んでしまった。
(どうしたんだ、二人とも…あっ!)
アスカは肝心な事を忘れていた。否、忘れていた訳ではない。
エリオとキャロなら、言わなくても分かっているだろうと勝手に思っていた事があったのだ。
(今それを説明している時間は無い…って、隊長キター!)
地面でもがいているアスカとエリオに、フェイトが迫る。
終わらせるつもりだろう。
バルディッシュを振り上げるフェイト。
(こうなったら!)
避ける事も、防ぐ事もできないと悟ったアスカは、最終手段を使った。
バッと右手を上げて叫ぶ。
「タイムッ!」
「「「「は?」」」」
見学組が思わず声を上げる。
ピタッ
今まさにバルディッシュを振り下ろそうとしたフェイトの動きが止まった。
「「「「え?」」」」
思わぬフェイトの行動に、見学組はまたしても声を上げる。
「まさか本当に止まるとは……」
自分で言っておきながら、アスカは信じられないと首を振る。
『フェ、フェイトちゃん、なんで止めたの?』
なのはが念話で聞くと、
『え?だってタイムって…』
と、あまりにも素直すぎる答えが返ってきた。
「タイムをかけるヤツも大概だけどよ、普通それを聞き入れるか?」
ヴィータが額を押さえる。
「あ、あはは…」
その言葉に、スバルは引き吊った笑い声を出す。
その隣では、ヴィータと同じくティアナが額を押さえている。
「はいはい、ちょーっとスミマセン!すぐに終わりますんで!」
立ち上がったアスカは、エリオとキャロを小脇に抱えて、フェイトから遠く離れた。
「さてっと。どうした、エリオ、キャロ。いつもと違うな」
ア
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ