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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十八話 模擬戦 ライトニング
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バッ!
「なんの!」
その一撃をラピで受け止める!
ギン!
鈍い金属音と同時に、オレは弾き飛ばされてしまった!
受け止めるたつもりだったけど、難なく押し込まれてしまった。
すげぇ!あの細身でこのパワーって。シグナム副隊長といい勝負だ。
でも、これで一瞬の隙ができた筈。
ならエリオの一撃が決まる。一本は取れないまでも、主導権が握れる……筈だった。
だが、エリオは動いてなかった。キャロからの指示も無い。
「どうした、エリオ!」
オレの声にハッとしたエリオが慌ててハラオウン隊長に斬りかかるが、隊長は既に体勢を立て直している。
「エリオ、遅いよ!」
ストラーダをバルディッシュさんで受け止めた隊長は、そのまま力比べに入る。
「うぅ…」
当然、子供と大人の女性じゃ話にならない。
「下がれ、エリオ!」
オレが前に出て切りかかるが、ハラオウン隊長はバックステップで間合いを空ける。
あっという間に数メートルの距離が空く。
ただのバックステップであれかよ!参ったね。
「エリオ、一旦下がって態勢を立て直す、いいな?」
「は、はい!」
空いた間合いを更に広げる為に、オレとエリオは後退した。
しかし、どうしたんだ?エリオとキャロの様子がさっきから何かおかしいな?
outside
「なんだか、チグハグだな?」
今の戦闘を見ていたヴィータが呟く。
「うん。エリオの動きがぎこちないし、キャロが指揮官としての働きをしていない。アスカ君の動きは良いんだけど」
なのはも同意見のようだ。
「もしかして……」
エリオとキャロの動きに精彩が無い事に、なのはは心当たりがあるようだった。
一方、ライトニングはフルバックの位置まで後退していた。
「どうした、二人とも。いつも通りでいいんだ。特別な事をするんじゃないんだからさ」
「「は、はい」」
そう返事をしてきた二人に、アスカは頷く。
「よし、じゃあ仕切り直しだ。オレがハラオウン隊長を引きつけるから、キャロはフリードの炎撃でフォロー。エリオはキャロの指揮でサイド、もしくはバックからの斬撃。いいな!」
「は、はい、やってみます!「わ、わかりました。フリード!」
返事をして、いきなりキャロはフリードに指示を出した。
「くきゅー!」
フリードが炎を吐き出してフェイトを攻撃するが、距離がある為に易々と避けられてしまう。
「キャロ、まだだ!オレがハラオウン隊長に張り付く時にフォローしてくれ」
「ご、ごめんなさい!」
慌て過ぎたキャロが謝る。
「落ち着けばできるよ、キャロ。じゃあ行くぞ
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