第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change6:雷洸射の火神鳴〜Encounter with white〜
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良いか。だがテュールが少々危ないな。まあやるぐらいなら問題ない。
俺は腰を少し落とし射出体制になる。
『判った。―――神無月進、『スレイヴ・T・火神鳴』出撃する』
そしてカタパルトが花火を散らしながら進み、俺はテレポートのゲートをくぐった。
―○●●●●○―
『遅れてすまないな…みんな』
現在俺は駒王学園の結界の中にいた。転送された瞬間コカビエルが後ろを向いておりみんなに敵意を向けていた簿で背中に俺の両肩に装備されている『チェーン・ソーサー』で撃った。
そして詳しい状況を把握するため俺はみんながいるところに降り立つ。
みんなを一通り見たがあまりよくない状況だ。
アーシアとゼノヴィアが精神的にダメージを受けている状態。そしてテュールは重症を負っていおり、ほかのみんなは中傷のダメージと疲弊が見られる。
だがある意味木になることがある。
『何でここにいるんだ。羽衣』
そう。なんでこの場に羽衣がいるかだ。只者ではないと思っていたが…。
「おや、その物言いはないと思うぞシン。妾がここに駆けつけていなかったら今頃こやつらはあのカラスに消滅させられていたんだぞ?」
『そうなのか?イッセー』
「ああ、やしかに羽衣に助けてもらわなかったらどううなっていやかわからない―――ってその声シンなのか!?一体どうなっているんだ!?姿が前よりもごつくなっているしその巨大なアームみたいなのもそうだが、何で黄色いんだ!?」
『ああ、説明したいところだが今は時間が残されていないようだ。イッセーこの学校に妙な反応があるがこれは一体何の魔術なんだ?』
「やばい忘れてた!!シン、実は―――」
イッセーからの説明を聞くと、どうやらこの学校を中心に崩壊の術式がかかっており後十分程度でその術式が発動してしまうようだ。
まあ悪いことばかりではなく。木場が持つ神器が禁 手に至りエクスカリバーとの因縁に決着をつけたようだ。
『大体状況と顛末は理解できた。それにすまないなテュール。来るのが遅くなってしまって』
俺は重症を追ったテュールに謝る。
「まったく……遅いよマスター。でも必ず来てくれるって信じてた」
『本当にすまないな。今度お前の言うこと二つ聞いてやる。だから今は休んどけ』
「え、本当なの?頑張ったかいがあったな〜」
テュールは、うれしそうに微笑む。まったくとたんに元気になるな。
「くっ!!あのときの小僧か!!まったくやっときたか」
コカビエルはいつの間にか立ち上がっており宙に浮いていた。
『さて、敵がお目覚めのようだが、羽衣頼みたいことがあるんだがいいか?』
「何が望みじゃ?」
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