264部分:エピローグその二
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の妻には雷神と称されたイシュタルが迎えられアサエロとヒックスが補佐役となった。
戦場においてはそのあまりもの強さと恐ろしさで知られたイシュタルであるが一度軍服からドレスに着替えると貞淑で心優しい女性となった。
常にファバルを助け陰ながら支えた彼女をユングヴィの国民は愛した。当主ファバルも妻の言葉をよく聞き意外な程見事に国政を執った。彼も小さな事にこだわらない大らかな人柄が人々に愛された。余談であるがこの二人は実に多くの子供をもうけたが皆父親似であった。
ミデェールとエーディンもユングヴィへ戻った。故郷で彼等は居を構えるとそこで静かな余生を過ごした。今までの激しい前半生が嘘のように落ち着いたゆったりとした幸福な後半生であったという。
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