第百二話 長崎に来てその十四
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った。
「ホテルに泊まるのは久し振り」
「そうなのですか」
「そう、旅行自体したことが少なくて」
今度はジョーンさんに話していた。
「ホテルに泊まることも」
「久し振りなのですね」
「ずっと村にいた」
「アボリジニの」
「両親と一緒に」
「そうでしたの」
「だからホテルに入ることが楽しみ」
このことは裕子さんと一緒だった。
「どんなホテルかしら」
「素晴らしい部屋ばかりです」
畑中さんが話した。
「ですから」
「ホテルについても」
「ご期待下さい」
「なら是非」
「はい、ホテルも楽しんで下さい」
こうした話をしてだった、そのうえで。
皆でホテルに入ることになった、僕達はハウステンボスのゲートを潜った。そして目の前に広がる日本にありながら日本ではないその世界に入った。
第百二話 完
2016・8・2
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