アポロン
[8]前話 [2]次話
翌朝
『まつろわぬアポロンの顕現場所が分かりました』
朝一番で情報が飛び込んできた。
「どこにいるんだ」
『南エーゲのコスの町です』
「今度こそ逃がさないぞリーシャ、麗子いくぞ」
『『はい』』
*****
南エーゲ コスの町
町に到着したもうすでに町は半壊していた。
ゾクゾクして力がわいてくる、すぐ近くにまつろわぬ神がいる、何故か確信した。
町の中心部に近づくにつれて反応が強くなる間違いなくこの先にいる。
*****
いた
「見つけたぞ覚悟しろアポロン」
『ほう、我の事を知っても挑んでくるか、神殺しよ』
「一つ聞きたいなぜ町を焼き払う」
『特に意味なぞ無いわ、壊したいから壊す、焼きたいから焼くそれが我よ』
「ようく分かった貴様だけは叩き潰す」
『やれるものならやって見るが良い神殺しよ』
「剣よ在れ」右手に剣が握られる。
俺は剣を上段に構え斬りかかる、だがかわされた。
『喰らえ神殺しよ』
アポロンは巨大な炎の玉を投げつけてきた。
剣で炎の玉を真っ二つに叩き切る、すかさず第二撃が来た。
「盾よ在れ」左手にメドウサの盾を構える。
巨大な炎の玉を盾で防ぐ、皮膚が焼ける、しかしなんとか防ぎきった。
メドウサの盾を見てもアポロンは石化しない、何か条件があるのか?
「天馬よ在れ」ペガサスに跨る。
スピードはこちらの方が上らしいので、速さでかく乱する。
しかし相変わらず決定打がない、新しく覚えたインドラの権能を使ってみるか。
「稲妻よ在れ」雷の矢が十本現れた。
アポロンに向かい雷の矢を撃ちだす、命中だ。
『うぬ、小癪なまねを』たいしてダメージは無いみたいだ。
今度は小さな炎の玉を高速で撃ちだしてきた。
取り敢えず避けるので精一杯だ・・・・
ヤバイこのままじゃジリ貧だ、何か打開策は無いかな?
ええい一か八かだ「落雷よ在れ」『ドーンガラガラ』
自分を巻き込んでアポロンに攻撃する自爆技が決まった、これで倒せたか。
アポロンはボロボロになりながらもまだ立っていた
「くそう」最後の力を振り絞ってペガサスで突撃する、手応えありだどうやら倒せたらしい、俺はそのまま意識を手放した・・・
「うーん、ん」
『起きましたか』『良かったです』
「ん、心配かけたなすまん」
「どれくらい気を失っていた『二時間ほどです』そうか苦戦したが何とか倒せたな」
「取り敢えず飯を食いたいな」
黄銅赤十字の本部に帰った
みんなで昼食をとった
リーシャの里帰りでの用事は終わったみたいだ
*****
空港
「じゃあ日本に帰るか」
『そうですね』
こうしてギリシャを後にするのだった。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ