第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change5:暴かれた真実〜The advent of the bigger armor〜
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
僕――木場祐斗はこの温かなぬくもりを感じていた。
同志達の暖かい、そして優しい気持ちと想いが僕に流れ込んでくる。
僕はこの感覚を感じてようやくわかった……。
同志達は僕に復讐なんて望んでいなかった。ただ僕に平和に生きてほしいと願っていたんだ。
「だけど、これで終わるわけにはいかない」
そうここで終わらせるわけにはいかないんだ。目の前の悪意をここで倒さない限りきっと第二、第三の僕たちが生まれてしまう。だからここで終わらせないといけないんだ。
「パルパーガリレイ。あなたを滅ぼさない限りあなたはまた僕たちが体験した悲劇を繰り返していくだろう。だけどそれは阻止しなくてはならない。これ以上犠牲者を増やさないためにも」
僕は再び魔剣を一振り創る。
「ふん。研究に犠牲はつき物だとなぜわからんのかね?」
やはりあなたは邪悪すぎる!!
「どうやら素直にひいてはくれない様だな愚か者め。フリード!」
「はいな!」
融合したエクスカリバーを持って僕の目の前に立ちふさがるフリード。
「木場ァァァァァァァァ!フリードの野郎とエクスカリバーをぶっ叩けェェェェェ!!」
イッセーくん。
「おまえはリアス・グレモリー眷属の『騎士』で俺たちの仲間、そして俺のダチなんだよ!!だから勝って来い木場!!おまえの同士たちの思いを無駄にするんじゃねえぞォォォ!!!」
君はどうしようもない僕に協力して貰った。君には何も得はなかったのに。そして主から罰を受けるかもしれなかったのに……。
「そうよ祐斗!戦いなさい!!あなたら必ずできるわ!!私の自慢の『騎士』はエクスカリバーごときに負けはしないわ!!」
「祐斗くん。信じていますわよ!」
「……祐斗先輩!!」
「木場さん!負けないでください!!」
皆がこんな僕でも応援してくれる。なんていい仲間にめぐり合えたんだろうか僕は――。
「あぁ〜あ”!!!。なぁに、感動シーン作っちゃってんすかぁ。聞くだけで吐き気が出そうで気持ち悪くなっちゃう!!あ〜、とっととキミ達、刻み込んで気分爽快になりましょうかねェ!!」
フリード・セルゼン。その身に宿した同志達の魂。これ以上悪用させたりしない!!これは僕の意思だけではない。僕の魂と同志達の涙の意思だ!!
「―――僕は剣になる」
僕と融合した同志たちよ、一緒に超えよう―――。あの時果たせなかった思いを、願いよ。
「僕は部長たちの剣となるそう決めたんだ。だから今こそ僕の思いに答えろ!!魔剣創造!!』
僕の神 器と同志達の魂が混ざり合い、同調していき形を成していく。
僕の魔剣創造の魔の力と同志達の聖
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ