第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change5:暴かれた真実〜The advent of the bigger armor〜
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そこには俺の顔から数センチあたりでとまっているコカビエルが放った巨大な光の槍があった。
「こ、これは……!?」
「一体!?」
俺とテュールさんハ目の前の状況に混乱していた。言ったどうなっているんだ!?
俺たちが混乱していると上空から聞き覚えのある声が聞こえる。
「加勢にきってやったぞ、魔の者たちよ」
すると上空から黒いセーラー服を着た和風の狐のお面をかぶった黒髪の長髪の女性が黒いオーラを漂わせながら俺たちの目の前に降りてきた。
それに足してこの場にいる全員があっけにとられていた。
「あ、あれ?かっこよく台詞を決めたのだが、リアクションがないのう……」
「あんた誰だ?なんとなき聞き覚えのある声だが……」
俺は突然現れた女性に何者かを聞く。
するとこちらに体を向け、かぶっていた仮面をとる。
て、あの顔は!?
「って羽衣!?」
「気づいてくれたか。さすが妾のクラスメイトじゃな。イッセー」
うそだろ!?何でこんなところに俺のクラスメイトで部長や朱乃さんと並ぶ学園の三大お姉さまの一人『羽衣九狐』がなんでこんなところにいるんだ!?
「な、何でこんなところに!?」
「詳しい説明は後でするのでな。少し待っておれ」
そして羽衣は体を反対側に向けとまっているコカビエルが放った巨大な光の槍二触れそしてそれを霧散させる。
「貴様何者だ?俺の槍を霧散させるなどただ者ではないな」
コカビエルが羽衣に質問しているが羽衣はコカビエルに視線を配らずに虚空を見つめて言い放つ。
「おぬし、そんなことよりも後ろに気おつけないのか?」
羽衣が妖艶な笑みで言い放つ。
バリィィィンッ!!!
「お前、話を――グハァァァァァッ!?」
するとコカビエルが何かが砕けた音と共にまるで何者かに撃たれたかのように地面に激突する。
「な、なんだ!?今のは……」
コカビエルが嗚咽を漏らしながら驚いている。
「やっときたか…。少し遅いぞ―――シン」
俺は羽衣が見ている方向へと視線を向ける。
するとそこには。
『遅れてすまないな…みんな』
二つの大きなアームを背中に生やした黄色いロボットが空中に降臨するかのように宙に浮いていた。
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