251部分:壊れぬものその三
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たのか。やはりな」
とりあえずは彼女の無事を喜んだ。
「だが・・・・・・」
「どうやらあの赤紫の法衣の男に操られているようですね。そうでしょう、セリス皇子」
クロードが言った。
「はい。けれどもう少しです。もう少しでそれが解けます」
セリスはユリアを見たまま言った。
「クッ、こうなっては・・・・・・」
マンフロイは形勢が不利になったと見るや玉座から後ずさった。
「逃げる気か?生憎城内は全て我が軍の手中にある。諦めろ」
シャナンが言った。
「フン、我が力見くびってもらっては困るな」
マンフロイは口の端を歪めて笑った。双瞳が無気味に光った。
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