第2章:異分子の排除
第43話「システムU-D」
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「マドカ、まだ行けるか?」
「...当然だよ秋兄。絶対に、止める!」
追撃として放たれた射撃を躱し、秋十とマドカが一気にU-Dに接近する。
ギィイイン!!
「その流れを...断つ!」
二人の斬撃は魄翼によって防がれる。
そこで、“水”の気質の斬撃を繰り出す事で、エネルギーの塊である魄翼を切り裂く。
「【......!】」
「そこだ!」
さらに、セシリアから射撃が繰り出され、それを防いだ隙に秋十が斬りかかる。
「っ....!」
だが、魄翼が変形した事でその斬撃は防がれ、弾き飛ばされる。
「秋兄!!」
「がぁっ!?」
弾き飛ばされた所へ追撃が繰り出され、秋十は防御の上から叩き落された。
念のために“土”を宿していたのにも関わらずに....だ。
「.....私と戦ってた時は、まだ出力が低かったって訳...。」
さっきよりも動きが速く、重い。
そう感じ取ったマドカは、警戒心を最大まで引き上げて、再度斬りかかった。
―――戦いは、まだ始まったばかりである...。
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