アカシックストーリーNEO第5話
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、会議室を出て行った。出て行ったHIGESUが向かったのは他の幹部達に内密にある兵器を研究している自分の研究室だった。
HIGESUが研究室の扉を開けると、白衣を着た一人の男がきずき、HIGESUを出迎えた。
「HIGESU様、お帰りなさいませ!」
「どうじゃ?例の寄生虫の開発はどこまでいった?」
「はい。50%くらいまで完成しました。」
「50%か……?まずまずじゃな。デスアークに内密に異世界にいってその世界の脅威の存在の一部を手に入れたかいがあったもんじゃな。この寄生虫とあの裏切りものが残した装置を完成させれば、デスアーク達が所属している各上層部の組織に遅れをとることはない。」
白衣を着た男が遠慮がちHIGESUに聞いてきた。
「あの……・HIGESU様。白騎士がアカシックの見習いに元の状態に戻されたという報告が来たのですが?」
「ああ・・・・・。もう報告が来ていたのか?その通りじゃ。だが白騎士の戦闘データはかなり集まった。お蔭で良い時間稼ぎになった。これで封印が一つ解けたということだ。」
「問題は一つ目の封印が解けたという事で、地球に眠っていた戦士達の魂の集合体が目覚めるか、否かじゃ」
魂の集合体とは、この地球を守護してきた英雄たちの魂の一部が合わせってできたイレギュラーな存在である。
その力は強大で運命に選ばし英雄たちの力によって封印されていたのだった。
Fと白騎士との激しい戦闘が終わり、白騎士の能力を手に入れ、デバイスの助言で一旦ライブラリーに帰還しようとしたFだったが、突如異空間に引き込まれたFだった。その異空間でFを待っていたのは、神々しい光を発しているエネルギー体だった。
Fはいきなりの事で驚いたが、少しずつ冷静さを取り戻しつつ、エネルギー体に話しかけた。
「ここは一体何処なのですか。そして貴方は一体?」
「若き司書よ。ここはライブラリーや、ライブラリーに敵対している反アカシックにも知られていない聖域。」
「そして私は過去の英雄たちの力によって生み出された存在。人々は私をこう呼ぶ。ヒーローオブソウルと・・・・・・。」
そしてヒーローオブソウルはFの顔を見てこう指摘した。
「若き司書よ。今のお前には迷いが出ている。」
「そして、今のお前の力では世界を修復するどころか、お前自身の手で反アカシックの手助けをしてしまう恐れがあるだろう。」
そういうとヒーローオブソウルは手を上に翳すと、鏡にようなモニターが上空に出現し、そこに映し出されたのは2つの平行世界の地球だった。そしてFは二つの平行世界の地球の姿を見て愕然としたのだった・・・・・・。1個目の平行世界の地球は過去の悪の組織が復活し、それを止める者達が悪の組織によって十字架に貼り付け
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