ガンダムW
1623話
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エネルギーと推進剤の補給は最優先でやるように言っています。ですが、やはり時間が……」
俺の質問に、サリィが口籠もる。
エネルギーと推進剤の補給はそんなに難しくない作業だが、それでも4機分のMSをこの機体に乗っている整備員だけでとなれば、時間が掛かるのは当然だろう。
ましてや、海水の洗浄というのはまず不可能だ。
勿論海水に浸かったからといって、すぐに錆びたりする訳ではない。
だが、それでも水中用MSではない以上、機体に悪影響を及ぼすのは確実であり……出来るだけ早いうちに洗浄した方がいいのも事実だ。
機体の洗浄は、やっぱり今回の一件が終わってからといったところか。
「そうか。武器の補給……実弾の方の補給はどうなっている?」
「そちらは完了しています」
サリィがすぐに答える。
まぁ、マシンキャノンとかの補給は、弾倉を入れればいいだけだから、一番簡単な方法ではあるしな。
頭部バルカンとかのように、機体に内蔵されていると弾丸を補充するのに多少ではあっても装甲を外したりする必要がある。
そういう面では、トールギスのように外部に着けるというのは決して悪くはないんだよな。
ただ、何事にも良い場所と悪い場所があるのも事実であり……そう考えると、別に外付けの方が正しいという訳でもない。
「後は……基地の戦力がどれだけ持ち堪えられるか、だな。防御に徹しているんだから大丈夫だとは思うが」
凛の事だから心配はいらない。そう思いつつ、やっぱり心配してしまうのは、それだけ凛が俺にとって大事な相手だからなのだろう。
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