第9話
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で!その女からもあのアイドスって女同様とんでもなく凄まじい霊力を感じるわ!」
「セリーヌ様の仰る通り、目の前の女性は凄まじい使い手ですわ。お嬢様、皆さま、決して油断しないで下さい……!」
アリサ達と対峙したベルフェゴールはアリサ達に微笑み、ベルフェゴールの言葉や下着姿同然の姿に顔を真っ赤にして声を上げたアリサにエマは冷や汗をかいて指摘し、ミリアムの言葉に銀色の傀儡―――アガートラムは返事し、ベルフェゴールの強さを感じ取っていたセリーヌとシャロンはそれぞれアリサ達に警告し、ベルフェゴールはアリサ達との戦闘を開始した。
「ふふふ、私達の相手は貴方達ですか。ご主人様の指示通り命を奪うつもりはありませんが、ご主人様や私達に歯向かうのですからたっぷりと”躾けて”あげましょう……」
「リ、リザイラ様……お願いしますから、絶対に油断だけはしないでくださいね?」
エリオット達と対峙したリザイラは静かな笑みを浮かべ、リザイラの言葉を聞いて冷や汗をかいて脱力したメサイアは疲れた表情で指摘した後互いが持つ戦術オーブメントで”戦術リンク”を結び
「せ、”戦術リンク”……!」
「何で向こうも”ARCUS(アークス)”を持っているんだ!?」
「そんな細かい事は今は頭の片隅に置いておけ!可能な限り早くあの二人を制圧した後他の奴等の相手をしているサラ達の加勢に向かうぞ!」
「風よ……精霊よ……女神よ……オレ達に勝利の加護を……!」
二人を結ぶ戦術リンクを見て自分達を含めて非常に限られた者達しか所有していない戦術オーブメントを二人が持っていると勘違いして驚いているエリオットとマキアスにトヴァルは喝を入れ、ガイウスは決意の表情で祈りを捧げ、リザイラとメサイアはエリオット達との戦闘を開始した。
「”アルゼイド流”筆頭伝承者、ヴィクター・S・アルゼイド、参る。」
「………私に名乗る資格があるかどうかはわからないけど、この戦いではあえて名乗らせてもらうわ。―――――”飛燕剣”免許皆伝、アイドス・セイルーン、行くわ。」
互いに対峙したアルゼイド子爵とアイドスはそれぞれ名乗り上げ、アイドスはアルゼイド子爵との戦闘を開始した。
「あまり時間をかけ過ぎれば他のメンフィル兵達もこの場に駆けつけてしまいます。そうなってしまえば私達はユーシスさんの救出どころか、私達自身の撤退すら困難な状況になります!最悪ユーシスさんの救出を諦めての撤退も考慮に入れておいてください!」
「そんな事くらい言われなくてもわかっているわ!あくまでそれは万が一の時の最終手段で、要は速攻で敵を制圧すればいいだけよ!」
「私達のクラスメイトは返してもらう……!」
「一人ずつ確実に
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