暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 異界黙示録の機晶神
第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change4:駒王学園決戦〜The power of the reached knight〜
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人いるのう。しかも片方は三天の一角、白と来たか。これは不思議な運命かのう……イッセーよ」

その女性は自分とは反対の方向に視線を向ける。

「さて、見させてもらうぞ紅の眷属とその主、そして雷の姫よ。おぬしたちの戦を」

しかしすぐに違う方向へと視線を変える。そこはシンの自宅だった。

「なあに、心配せんでもよいぞ。あの者たちが危うくなっていたら手を貸してやろう。だから安心しておぬしの機の力を強めて来い……」

女性は不適な笑みを浮かべながらつぶやいた。

「――――シンよ。フフフ…」





―○●●●●○―




正面から駒王学園に入る俺たち。

「何だ… コレ…」

校庭に出ると、エクスカリバーを中心に魔方陣が発生していた。そこの中心にパルパーガリレイらしき人物がいた。

いったいこの学園で何をする気なんだ!?

「パルパーガリレイ!!お前いったい何をするんだ!?」

「四本のエクスカリバーを一つにするのだよ」

パルパーは面白おかしそうに笑みを浮かべる。

「パルパー。後どのくらい時間がかかる?」

「もう五分も要らんよ」

「ッ!!!」

空中から聞こえてくる声。俺たちは上を見るとそこには月光を浴びるコカビエルの姿があった。

宙で椅子に座りこちらを見ているコカビエル。あのでかい椅子を浮かべているのは堕天使の力か?クソッ!!余裕そうに足なんて組みあがって!!!

コカビエルは視線を俺たちから部長に向ける。

「やって来るのはサーゼクスか? それともセラフォルーか?それとも先ほどあったあの小僧か?」

「貴方の相手は私達よ!!」

部長が答えた瞬間、閃光が走り、体育館が吹きとんだ。

そして体育館のあった場所を見ると、そこには体育館はなくあったのはどデカイ光の槍が一本刺さっていた。

「お前たちではつまらん。まあいい余興くらいにはなりそうだ」

おいおい…嘘だろう。まじか体育館が一瞬で吹き飛んだぞ!!あのはぐれ堕天使たちの比じゃねぇ!?

『ビビッているのか相棒?』

それはそうだろう!?あんなもの見せられたら規格外なんてものじゃねぇ!!次元が違うレベルだぞ!!

『それはそうだ。相手は聖書にしるされている堕天使の幹部コカビエルだぞ。しかも先の大戦で先代魔王や神と戦いに意気の勝った強者だ』

勝てる?……俺はあいつを相手にして生き残れるか?

『なあに。いざとなったらお前の体をほぼドラゴン化させてでも勝たせてやる。少なくとも一時間は動けないほどのダメージは負わせられる。あとはあの小僧か魔王に任せればいい』

マジか全身ドラゴン化かよ……できればそうしたくないな。

「さて、俺のまずはペットと遊んでもらおう
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