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この凄まじいセカイに祝福を?(カズマがサッキュバスにヤられたり、触手の化け物や両性具有の天使にガチ堀されて出産する話)
天使の終末処理開始
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も勝手ながら処分させて頂きました。人間の数を減らすだけの兵士でしたから、もう不要ですよね?」
「うそ〜〜〜ん」
 全然不要では無かったのに処分されてしまった亜人達。もしかすると、女神と恋に落ちてさえいれば、オークやゴブリンが選ばれて、人間が処分されていたのかも知れないので怖すぎた。
「ああ、亜人は全部処分しますのでご安心下さい。女神像や天使像を見ればお分かり頂けると思いますが、私たちの造物主は人間です」
「やめて、取り消して、全部処分とかダメだからね」
「済みません、もうオークやゴブリンは「解放」してしまいました。きっと家族一緒に全員「幸せな世界」へと旅立ったでしょう」
「らめえええっ」
 いい笑顔で、「私達いい仕事したでしょ?」と言いたげな天使。それを見て価値観の違いにカズマも絶望した。
 天使的には絶滅は「解放」らしかった。
「ほら、エルフとか長生きだし、紅魔族もお友達だから、絶滅とかやめようね、ね? ね? ね?」
 もう半泣きで天使に縋って、絶滅戦争とかはホロコーストはやめて貰うようにお願いしてみるカズマきゅん。
「カズマ様はエルフとかお好きですか? ダークエルフは邪神信仰ですし、不要ですからすぐ消しましょう」
「ううんっ、好き好き大好き、お友達になりたいなあ、ほら、頭も良くて長い事綺麗だし、恋人にも欲しいなあ」
「安心すると良い、ドラゴンの一族とダークエルフは、友好的ではない」
 笑顔のドラゴン少女も加わり、ダークエルフとは非友好的だと言ってニッコリ笑った。
「fhgろあshfし、いやそれダメでしょ? 友好的じゃなかったら……」
「うむ、絶滅してもらう」
「いや〜〜〜〜〜っ」
 ドラゴンとダークエルフも、敵対とまでは行かずとも仲は良くなかった。領土問題が存在して、ドラゴンに焼かれる村や町が出て、野良ドラゴン借りも行われていた。
「「「「「あぁ?」」」」」
 空気を読まずカズマの言葉に不満を漏らす女達もいたが、そうしないと全員石鹸かソイレントグリーンに加工される。
「カズマ、どういう事です、私では不満なんですね?」
「いや違うからね、ほら、紅魔族もお友達だからね、めぐみんも奥さんで恋人だからね、その友達も家族も親戚だし、だから殺さないで」
 天使の表情を見ながらそう言ったカズマだが、紅魔族は人間に魔族の遺伝子を導入した改造人間で、転生者が色々と勝手にやったらしい。
「紅魔族、このような不浄で不正な改造がよく通りましたね、すぐに下級天使が殲滅させる案件なのに職務怠慢です、今すぐ全滅させましょう」
「「ええっ?」」
「お願いやめて、それだけは勘弁してください、お願いします」
 めぐみんの遺伝子を検査して、後ろに控える天使に絶滅を命令しようとしたのを、マジ土下座でどうにかやめさせた。
「仕方ありません、
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