提督はBarにいる×ガンバスター編・その3
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けませんよ!」
他の鎮守府の嫁艦同士、何かしら通ずる物があるのだろうプリンツとグラーフ、そして金剛の会話が弾んでいるようだ。
「そういえばマスターと貴女の夜の営みはどんな感じなのだ?」
「アー……それはデスねぇ」
金剛がこちらにチラリと視線を送ってくる。話しても大丈夫だろうか?という意思確認だ。コクリと頷いてやると、
「darlingはとってもtoughデスね。嫁艦が30人居ますから、毎日相手が大変なはずデスが、ちゃんと仕事もこなしてるのヨ?」
「さ、30人ですか!?」
「毎晩1人ずつ相手しても1ヶ月かかる計算か……」
話を聞いていた二人が唖然としている。30人の嫁艦とは言っても霧島は他の男に嫁いだ訳だから俺は手出ししていないので、正確には俺が相手しているのは29人だ。……この人数だと1人位は誤差だと言われてしまいそうだが、正確な数という奴は案外大事である。
「それに、昼間は仕事、夜はBarをやってるから休憩の合間とかに嫁艦の相手してるネ」
……おい、何もそこまで赤裸々に語らなくても良いだろうに。2人は( ; ゜Д゜)←こんな顔でこっちを見ている。思わず視線を逸らしてしまった。蔵井の奴も苦笑混じりに
『相変わらずですね』
とでも言いたげな視線をこちらに送ってくる。うるせぇ、ほっとけ。
「じゃ、じゃあそっちの夫婦生活はどんな感じなノ?」
「えっと、私達はねぇ……」
少し含みを持たせた笑みを浮かべたビスマルクが金剛の耳元に口を近付ける。
「……で、……………な…したり」
「what!?」
ボンッと音がしたんじゃないかという位、金剛の顔が一気に赤くなった。恐らくは蔵井達の『夜の生活』の『プレイ内容』を聞かされているのだろう。顔を真っ赤にしてアワアワしている。
説明してある通り、蔵井の性癖は結構特殊な部類に入る。俺も同様にドSだと呼ばれたりはするが、それは訓練の時等が殆どで、流石に夜戦(意味深)の時にまでわざわざ嫁さんの身体を傷付けたりしたいとは思わん。……まぁ、求められれば吝かではねぇが。しかし蔵井の場合はそれを嫁達も求めてるってんだから、ウチとはまた違う意味でハードな夜なんだろう。お返しとばかりに
『テメェも大概じゃねぇか』
と視線を送っておく。当然ながらそっぽ向かれたよ。すげぇ気まずい空気が流れている店内で、空気を変えようと口を開いたのは蔵井の奴だった。
「そうだ、ワインに合うたこ焼……というのは作れるでしょうか?」
「あぁ、あるよ。イタリアン風なたこ焼になるけどな」
ウチの常連と化したイタリア組の連中が、タコヤキが食べたいとゴネた時に作ったレシピがあるのだ。
「じゃあそれを」
「あいよ、
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