提督はBarにいる×ガンバスター編・その2
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めよう。お次は生地の仕込み。ボウルに卵を溶き、昆布茶、ほんだし、塩、醤油、氷水を100cc加えてよく混ぜる。薄力粉を(出来ればふるって)入れ、よく混ぜながら残りを氷水を少しずつ足しながら伸ばしていく。前回のたこ焼の生地同様、ダマが出来ないように気を付けよう。
さぁ焼くぞ。たこ焼き器にオリーブオイルを全体に塗って、揚げ玉を穴の中に入れる。続いて生地を穴の8分目まで入れたらネギ、モチ、チーズ、桜えび、(入るなら)紅生姜も入れる。生地を穴から溢れる位足し入れて、後はたこ焼きと同じ要領で焼いていく。こんがり焼けたら皿に取り、ケチャップとマヨネーズ、パセリを散らして。……勿論、ソースマヨも美味いぞ。
「ふむ……タコが入ってないのは残念だが、これはこれで中々」
意外とたこ焼き生地が美味いから、タコが入ってなくても料理として完成されてるんだよなぁたこ焼きって。
「そう言えば、たこ焼きの仲間に艦娘の名前が付いたのがあるんですよね?」
「艦娘の名前……あぁ、明石焼きか。あれも結構美味いよなぁ、フワトロで」
俺がそう語ると、食べたいと言わんばかりに目を輝かせているプリンツ。……何というか、ビーグルとかそんな感じの犬に見えてきたぞ。首輪してるし、多分尻尾付いてたら今ブルンブルン振られてそうだ。
「解った解った、作ってやるから待ってな」
《卵なし!?なのにフワトロ明石焼き風》
・薄力粉:150g
・出汁(鰹ベースの合わせ出汁):400cc
・牛乳:30cc
・マヨネーズ:大さじ1
・タコ:適量
・青ネギ:適量
・つけだし:適量
今回は時間短縮の為に卵を使わない生地を作る。別名卵焼きとも呼ばれる明石焼きだが、今回のレシピは明石焼き『風』とでも思ってくれ。生地は牛乳とマヨネーズ、薄力粉をよく混ぜたら、出汁でダマを作らないようによくかき混ぜながら伸ばしていく。ポイントは牛乳とマヨネーズで、牛乳のタンパク質とマヨネーズの中の卵で生地をフワッとさせ、尚且つマヨネーズでコクをプラス。少し生地を寝かせた方が美味しく仕上がるが、今回は省略。
たこ焼き器に油を塗り、生地をたっぷりと流し込んだらタコを入れ、たこ焼きと同じ要領で焼いていく。生地が柔らか目なので型崩れしないように気を付けてやろう。焼き上がったらお椀につけだしを注ぎ、そこに焼き上がった明石焼きをIN。青ネギを散らしたら完成。
「はいよ、『明石焼き風たこ焼き』だ。時間が無かったんでな、多少の手抜きは勘弁してくれ」
「ふわぁ……オムレツみたいにフワフワですよビスマルク姉様!」
出汁のよく染みた明石焼きを、器用に箸で摘まんで口に運ぶプリンツ。その頬が出汁を吸った明石焼きのようにユルユルだ。そんな様子
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