第8話
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斬!!」
「終わりです―――デススナイプ!!」
リィンの電光石火の斬撃によって一瞬で首を刈り取られたり、ステラの正確無比な狙撃によって頭を撃ち抜かれてそれぞれ絶命して地面に倒れた!
「何事だ!?」
「なっ!?お、お前達は何者だ!?」
「ま、まさかメンフィル軍か……!?」
するとその時騒ぎを聞きつけた飛行艇の中にいた領邦軍の兵士達が次々と飛行艇から現れ
「―――まずは飛行艇の乗組員達を殲滅。その後こちらに向かっているアルバレア公爵をこの場で待ち構えてアルバレア公爵を討ち取るぞ!」
それを見たリィンはエリゼ達に号令をかけ
「「「はいっ!!」」」
「了解♪」
リィンの号令に力強く答えたエリゼ達はリィンと共に領邦軍の兵士達との戦闘を開始し、電撃的な速さで領邦軍の兵士達を殲滅した!
「飛行艇の準備はできているだろうな――――な。」
リィン達が領邦軍の兵士達の殲滅を終えるとアルバレア公爵達がガレージに現れ、ガレージの惨状を見たアルバレア公爵は絶句した。
「ヒッ!?」
「ッ!!」
「そんな……!メンフィル軍が城館に突入してまだそんなに時間が経っていないのに、何故ここに先回りできるのだ……!?」
絶命して地面に倒れている領邦軍の兵士達に気づいたアルバレア公爵夫人は悲鳴を上げ、ユーシスは目を見開いて息を呑み、執事は信じられない表情で声を上げた。
「うふふ、グッドタイミングね♪」
「はい。これで今回の戦の一番の手柄はお兄様のものですわね。」
「アルバレア公爵……!」
「―――『飛んで火にいる夏の虫』、ですね。」
「ああ。しかも公爵夫人も一緒にいるなんて、好都合だ。」
意味ありげな笑みを浮かべてアルバレア公爵達を見つめているベルフェゴールの言葉にセレーネは頷き、エリゼはアルバレア公爵を怒りの表情で睨み、静かな表情で呟いてライフルを構えたステラの言葉に頷いたリィンも太刀を構え、エリゼ達もリィン達に続くように武器を構えていつでもアルバレア公爵達に襲える態勢に入った。
「くっ、まさか先回りをするとは……!宣戦布告もせずに我が領土を襲撃した事といい、貴様らメンフィルに”誇り”はないのか!?」
「我が身可愛さに領民達を見捨てて逃亡するという領主失格な貴方に”誇り”の是非を問う”資格”はありませんわ!」
「―――それにメンフィル帝国はリベールの王都に存在するエレボニア帝国の大使館を通して宣戦布告を行っています。手柄欲しさに猟兵達に我が国の領土を襲撃させた貴方こそ、”四大名門”の当主―――いえ、貴族としての”誇り”の是非を問われるべきだと思われるのですが?」
怒りのアルバレア公爵の問いかけに対してセレーネ
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