第一部 艦これの世界からこんにちは
六発目空飛べちゃいました
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前回のあらすじ、
叢雲がブロリーに連れ去られた。
私の名前は叢雲、誇り高き艦娘のひとり。
私は思いの人に会うために時空移動装置を使ってまでこの世界までやって来たの。
けどその思いの人は既に結婚をしてるし、おまけに子どもも持っていたらしいの。
けどなぜか司令官だからって勝手に納得しちゃったの。
そいつは初めて会ったときから軽率な馬鹿だったからね。
だけどそいつは常に私達のことを大切にしてくれた。
私達艦娘はいくらでも建造できるというだけで道具のように使ってきたり、人身売買をして自分だけ利益を得るクズ提督のいるブラック鎮守府というものが実在した。
私はそのような環境下に送られるのではないかと着任当日は正直不安だった。
でもうちの司令官は全然違った。
うちの司令官は正直言ってドジで間抜けで肝心なところや絶対失敗しない場面でヘマをやらかしたりするし、完全に記憶したといってちゃんとメモをしたにも関わらず何故か忘れるといってとにかく馬鹿なヤツだった。
けどそいつは、それと同時にすごく優しかった。
私や霞など大破してそいつに采配が悪いなど文句を言ったのにも関わらずすぐに治してくれたり、一人でも大きな損害を受けたらすぐに撤退させてくれる、さらにお金をかけてまで鎮守府の拡張など、私達のために尽くしてくれた人だった。
だから私はそのバカな司令官を好きになってしまった。
まぁ、既に結婚してたって言うのはすごくショックだったわ。
けどなぜか「あいつのことだから」って納得しちゃたのよね。
これもまたあいつの人を惹き付ける力ってやつかしらね。
まっ、あいつの周りにおかしなことがあっても不思議じゃないかしらね。
そう、不思議なことがあってもおかしくないわよね。
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・
今私が空を飛んでいるのも・・・
叢雲「って納得出来るかあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
ブロリー「ヘアッ!?」
いや納得出来ないわよ!!
はぁ!?今私空中に浮いているいるのよ!!?
なにいってんだ、った思うかもしれないけどホントに空中に浮いているのよ!!
ホントに自分で空を飛べてるのよ!!!
こんなの納得出来るわけないじゃない!!!
実松「いよぅ来てやったぜ、ってなんだ、もう飛べているじゃねーか」
叢雲「よう
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