31話「ロリへの愛は世界を救うか?B〜証拠書類入手〜」
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ぁと、目の前のエルフ娘と比較して俺は思ったのだ。
「おお、そうか……お前、ただのエロフじゃなかったんだな……確か……冒険者だったか……?」
「エロフ言わないでほしいのです〜!こう見えても乙女なのですよ〜!」
「で年齢は?」
「百歳を超えてから数えてないのです」
「BBAだ!?」
「エルフは不老種族なのです〜。気分は何時だって若者なのですよ〜老化ですぐにヨボヨボになる短命種族とは違うのです〜」
「そうか……」
白真珠と最初に出会ってなかったら、こっちのエロフ娘と付き合っていたかもしれない。そんな不思議な運命を思いながら……俺は書類をエルフ娘に渡した。
「それじゃ、この書類を装飾都市の米軍まで運んでくれ」
「依頼料は追加で一千万円でいいのです〜」
「わかった払おう」
「有り難いのですよ〜。人間の癖に良い奴なのです〜」
……こうして俺たちとエロフィンは別れた。最後まで俺の視線は、Gカップくらいありそうなオッパイに注がれていたが、男のSagaという奴なのだ。進化の過程で、人間の男は尻と、オッパイとか太ももとか、そういう部位に魅惑を感じるエロモンスターと化しているから仕方ない……。
あと不思議な事があるのだが……白真珠が先ほどから首を傾げたり、自分の胸を揉んで確かめたりして、何やら可笑しい行動をしている。まさか、オッパイ格差問題とやらに悩んでいるのだろうか?
「どうした白真珠?頭を抱えて悩んでどうした?」
「あの……お師様?あの人、お師様の名前を聞きませんでしたよね……」
「ああ、そうだな……」
「普通、名前くらい聞くんじゃ……?あの人、ひょっとして魔族と繋がりがある悪党なのかもしれないですし……証拠隠滅するために書類を持っていったんじゃ……?」
「ネ、ネットにアップロードした証拠品があるし、だ、大丈夫だろ……それに敵なら書類を見せる訳がない。アジトごと燃やしたって事んして黙っているはずだ」
だが……よく考えたら、あのエルフ娘、快楽の魔族の手先にエッチィ事をされていたエロフだ。あれはひょっとして……女冒険者を快楽漬けにして、洗脳する儀式の類だったのかもしれない。
もしも、今回の事件で快楽と苦しみの二つの魔族が手を組んでいた場合……話はややこしくなるぞ……。
なにせ悪徳都市の生活観を考えてみろ。楽しければなんでも良い。大きな祭りの最終日は大抵、乱交騒ぎをやっているアホウどもだ。
まるで……快楽の魔族が支配しているかのようないい加減な都市……やばいな。既に悪徳都市は快楽の魔族のテリトリーと化しているのかもしれない……
「考え事をしている途中のようですが、お師様」
「なんだ?」
「これからおじい様と合流するなら……行き先は装飾都市の米軍
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ