30話「ロリへの愛は世界を救うか??〜エロフ娘との再会〜」
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はとても失礼なのです!私は森の妖精エルフなのですよー!ピチピチの乙女なのですー!」
「非処女なのに乙女!?」
「ひ、ひどすぎるのです!心が乙女なら女の子は乙女なのですよー!……あぅ?よく見たら……二日前、私を助けてくれた人間?あぅぅっ……!」
「お前が乙女とか、そんな事は凄くどうでも良いんだが……どうしてアジトを燃やしているんだ!」
「燃やすと酸素がなくなってゴブリンが死滅して一石二鳥なのです〜。魔物は酸欠になると死ぬのですよー。魔界の生物の癖に動物っぽいのです〜」
巨乳エルフ娘は誇らしげに胸をそらした。このオッパイの大きさで許せそうな気持ちになるが、今の俺は……毎日、眺める素敵なオッパイがあるリア充なのだ。
三日前ならお金を払って注視していた可能性もあるが、相対的に目の前のオッパイの価値は激減しているのである。余裕がある充実した生活って素敵だ。
とはいえ……今回の事で目の前のエルフ娘に怒るのは場違いだ。ここに重要な手がかりがあるなんて彼女は知らないのだし。超大国アメリカさえ味方につければ、途中経過はどうあれ、ブラドさんの圧勝は間違いなし。
むしろ、ここで証拠品をGETできなくても特に問題はないように思える。バグダインの失脚が少し遅くなるだけだ。魔族と共謀している証拠なんぞなくても、叩けば幾らでもホコリが出てくる相手なのだし。。
他の罪を山盛りにして、それで制裁すれば良い。
「僕、証拠品を見つけてきます!魔氷剣で凍らせれば何とかなりますよね!」
困った事に、行動力が溢れまくった白真珠が、火だるま状態のアジトへと突撃してしまった。周りを凍らしまくりながら、ゴーゴーと盛大に燃え盛る建物の中へと消えていく。
確か白真珠が着ている黒いドレスは、破れても修復する仕様だと言われた記憶があるが……防火性能はあるのだろうか?建物が倒壊しても白真珠だったら大丈夫な気がしてならない。
「あぅ?証拠品?何の話なのですか?お金になりそうな匂いがするのです」エルフ娘が俺に話しかけてきた。
「……実はな、バグダインが魔族と繋がっているらしくてな。できればこのアジトにあった書類とか、そういうのを抑えて米軍辺りにプレゼントしたかったんだ……ここの魔物が重要な何かを握っていたっぽい」
「戦利品なら、私の魔法のカバンの中にあるのですよ?」
「え?」
「金になりそうな書類とか、道具は事前に貰っておいたのです〜」
エルフ娘が右手でVサインしてきた。結構、素直で可愛い生き物だ……うわぁぁ!大変だ!白真珠の努力が徒労すぎる!
「白真珠ー!戻ってこいー!証拠品なら、この胸が大きいエロフが持っているぞー!カムバックゥッー!」
「エロフじゃなくてエルフなのですー!」
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(ノ゚ω゚)(
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