ガンダムW
1621話
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然のようにOZと繋がっている者はいるだろう。
すると当然俺達がその基地にいるのや、どれだけの戦力を持っているのかというのはOZに流れていても不思議ではなく、それに対応する為にOZが戦力を整えるのは当然だった。
その証拠に、海中の中をトールギス目掛けて真っ直ぐに魚雷が飛んでくる。
その数、約50。
うん、数機のMSって事はないな。確実に。
こっちのレーダーの外側から撃っているって事は、少なくてもこっちの機体の性能はある程度理解している訳だ。
その情報元は、基地に潜入しているOZの手先か……それとも、トールギスの設計図がOZには残っているのだろうから、そこからか。
ともあれ、こっちのレーダー範囲がどのくらいかを理解しての行動。
……勿論、それを知ったからといってこっちが黙ってやられてしまうような事はない。
「機体性能が、いつまでもそっちの知っている機体性能だと思って貰っては困るな」
レーダー等はトールギスの設計図とは変わらない。
だが……それ以外の部分では、以前よりも性能は上がっている。
その最たる部分、ハワードに改修して貰ったスーパーバーニアを噴射して前へと進む。
海中の中を進むと、やがてレーダーにMSの反応があった。
どうやらこっちのスーパーバーニアの性能を完全には把握していなかったらしい。
となると、トールギスの情報の漏洩元はやっぱりOZに残っていた設計図か?
ああ、もう1つの可能性としてこれまでの戦いでOZが得たデータというのもあるか。
原作でもそうだったが、OZは戦闘中にデータ収集をするのが上手い。
レディ・アンは私情からそれを殆ど役に立たないと言っていたが。
これまでの戦いで、トールギスは何度となくOZを相手に戦っている。
であれば、そこからある程度のスペックを計測されても仕方がない。
そして今までトールギスが見せてきた武装は最初期に装備していたライフル以外はドーバーガンとビームサーベルのみだ。
ガンダニュウム合金ではない以上、海中でビーム兵器は使えないと判断してもおかしくはない。
……そう。それは決して間違っていないのだ。この改修が終わる前までであれば。
もっとも、原作では力ずくで強引にキャンサーを真っ二つに引き裂くような真似をしていたのだから、武器はいらないのかもしれないが。
スーパーバーニアを使い、見る間に近付いてくる機体は……キャンサーではなく、パイシーズ。
水中用MSの特性を活かして急速に近付いてくるトールギスから距離を取ろうとするが……残念ながら、海中での小回りは向こうの方が上でも機動力という意味ではスーパーバーニアを使えるこっちが上だ。
映像モニタの中で急速に近付いてくるパイシーズ。
完全に戦闘用のキャンサーと違い、パイ
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