230部分:決戦その九
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撫で下ろした。
「陛下、ご無事でしたか。このオテロ、陛下の危機に遅ればせながら馳せ参じて参りました!」
先頭は褐色の肌のオテロであった。余程の死闘を潜り抜けてきたのであろう。鎧も剣も馬の鞍までも傷だらけであり朱に染まっている。
「オテロ将軍、よくぞご無事で。さあ、共にシアルフィまで行きましょうぞ」
フェリペが出て来た。
「はい」
オテロは頷いた。その時であった。
「むっ・・・・・・」
後ろから馬の蹄の音がした。解放軍の大軍であった。
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