ロードエルメロイも急用
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でここで過ごすつもりだよ」
この場所は気に入ったようだが、関西弁にはアンリマユされていなかったお爺さん。
「まあちょっと荷物置いて、エーデルフェルトさんとこ行こか? 乗って乗って。ほらこれが保存食で、ちょっと野菜も買うたで。ってお前も同んなじもん買うてどないすんねん」
同一人物なので買ったものも同じ。勝手知ったる他人の家で、缶詰や飲み物など保存食は物置に入れ、野菜は冷蔵庫行き、100%ジュースとか牛乳も入れるが、冷蔵庫一杯分入れるつもりが2倍なので入らなかった。
「まあ食べられんかったら近所のお婆ちゃんに分けてな」
「お前どこ泊っとるねん、今日はこっち来いや」
「お母ちゃんとこ泊る気で来とるからな、空き家おってもしょうがないから行くわ」
これでロードエルメロイが二人、バゼット二人、桜も二人、見分けは付くが士郎も二人と言うややこしい状況になり、何故か自走できないギルガメッショも付いていくことになった。
「あ〜綺糺か? ワシや。神戸大橋でな、イスカンダルの相方のウェイバーと会うてな、なんや婚約者とかエーデルワイスみたいな名前のお嬢ちゃんの家いくねん。風呂上りに一杯飲んだだけで運転さしてくれへんからな、酒抜けるまで帰られへんのや」
「ついでやから呼ばんかいな、二人増えたぐらいであの家ビクともせんで」
携帯で電話するギル様にも、綺糺を呼ぶように言って、駅まで迎えに行かせる約束もさせてしまった。夕食の支度をするオーギュストはビクともするが、現在二人の士郎がカレーの寸胴を制作しているので、ご飯かパンがあれば間に合ってしまう。
もちろんクロエがいると、鍵を開ける能力で凜のパパをバックから挿した?相手が綺糺だとバラされてしまうので血の雨も降る。
衛宮家
もう目がイっちゃってる士郎が二人、どれだけの被害者を出せるか考えながら台所に立ち、野菜の準備は傷あり士郎、ガラムマサラを炒めて準備するのはこの世界の士郎、セラには指一本手伝わせなかった。
「良かったらこのレシピで始めて、色々研究してくれ、帰ってから美遊ちゃんにもこのカレー食べさせてやれよ」
「ああ(ニヤリ)」
明らかに胃袋を掴んで相手をカレー堕ちさせるのが目的で笑う士郎二人。男として女を落とすと言うより、料理人として自分の料理が無いと生きて行けない状態にするのが愉悦らしい。
研究済みのレシピ通りフライパンを温め、火の通りにくい物から順番に投入、粉末や香草も入れて香りを出す粉と言うか危険な薬物を炒め始めると、素晴らしい香りがしてしまい、近所からタイガーが走って来てファッチューチュンの坊さんならぬ、女教師が壁を乗り越えて来て、自分のカレー皿とスプーン、炊き立ての五合炊きの炊飯器も持って来た。
「や、野菜とカレー肉は買ってくるわ、私にも食べさせて……」
何かガクガク震
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