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Fate プリズマクロエ お兄ちゃん強奪計画
ロードエルメロイも急用
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?」
「それは大丈夫みたいや、バゼットちゃん同士でどつき合いしても大丈夫やってん」
 異世界で事件が起こってイリヤと美遊に救われ、英雄7,8人と妹を留学させるために来たのと、今はエーデルフェルトで逗留して、カナダ人夫妻を迎えに行く途中なのも話し、ここは正直に「異世界から来てん」と言えば「関西人なら通る」と言う結論に至り、強行手段に出た。
 そこで、説明前に後部座席からジジイが出てきてしまい、先程の天丼(繰り返しボケ)になった。
「お前、ギリガメッシュやんけ、こんなとこで何晒しとんねんっ!」
 のけぞりツッコミとかいう高等技術も披露するロード・エルメロイ。
「お前もイスカンダルの相方かいなっ」
「ホンマお前のせいで、もうちょっとで宇宙戦艦乗ってイスカンダルまで行くとこやったわ、どないしてくれんねんっ」
「なんでやねんっ、それヤマトやがな「この舟では勝てん」ってそれタコヤキの舟やっ! しかも食い終わった殻やんっ」
 とりあえず天丼ボケでこの世界のウェイバー君のツッコミにも対応するギル様。タコヤキは12個以上食ってビールのつまみにして腹一杯である。
 ロード・エルメロイも何故か「ここであったが百年目」にはならず。トリオ漫才になって、ギル様が「三波春夫でございます」と言うと両側から顔を潰され、グラサンがゆがむボケになった。
 軽く練習も済んだので、同じネタでカナダ人夫妻の家で「ウェイバー君で〜す」「異世界のウェイバー君で〜す」「三波春夫で御座います」とやると、違和感なく?ウェイバー君が二人なのも受け入れて貰えた?
「いやあ、冬に来てくれて以来やねえ、上の子よりあんたの方がよう帰って来てくれるから嬉しいわあ」
 もう暗示も解けているはずだが、旧知の知り合いも「極寒のカナダ、体を温めるウオッカ、ウイスキー系の強い酒、サウナから冷水か雪に飛び込む」のコンボでポックリ行く友人が続出、息子まで50台で高血圧と心臓病で長時間フライトには耐えられない体になり、たびたび訪ねてくれる友人親戚はウェイバーだけになっていた。
「お母ちゃんも若いなあ、やっぱり日本食食べとったら長生きできるんやなあ」
「ところであんたら、何で二人に増えたん?」
 やっぱり異世界は理解していなかったお祖母ちゃん。
「ああ、ワシが本物でな、こっちはコピーロボットやねん」
「誰がやっ、バトン振って「ミラ〜」とか言うて、さくらちゃんのお兄さん好きになるんかいっ」
「それクロウカードやろがっ、お前んとこはエインズワースのカードやろがいっ」
「三波春夫で御座います」
「「なんでやねんっ」」
 軽くつかみはオッケーの所にご主人も来て、足が悪そうに歩いて来た。
「お父ちゃん足悪いんかいな、不便やろからエゲレスで一緒に住もうな?」
「いや、もうワシらはこの家を離れられん、最後ま
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