第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change2:強奪された聖剣〜The arrogance of evil exorcism〜
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「この度、会談を了承してもらって感謝する。私はエクソシストのゼノヴィアという者だ」
「同じくエクソシストの紫藤イリナです」
「私はグレモリー家次期当主、リアス・グレモリーよ。それで、悪魔を嫌悪している教会側の人達が私達悪魔に何の用かしら?会談を求めてくるぐらいだからそれ相当の厄介ごとが起きたのでしょう?」
さてここからだな。恐らくあの二つの異常な反応恐らくこの二人画かかわっていることには間違いないだろう。
「数日前、・・・・教会側が所有しているエクスカリバーが、堕天使たちによって奪われてしまった」
なるほど、エクスカリバー。確かアーサー王伝説に出てくる伝説の聖剣。確か以前読んでいた書物にエクスカリバーは、裏の大戦中に折れて現在は七本に分けられていると記述があった。確か七本の内六本が協会側が保管しており残りの一本は所在が不明だったな。
「エクスカリバーそのものは現存していないわ」
部長が後ろにいるイッセーを見ながら言った。
「ごめんなさいね、私の下僕に悪魔になりたての子達がいるから説明込みで話してもらえるかしら」
リアス部長の言葉に紫藤イリナが頷く。
「イッセーくん、エクスカリバーは大昔の戦争で折られているの」
「折られた?」
「今はこのような姿さ」
布の中には一振りの両刃剣があった。
「これがエクスカリバーだ」
「…これが聖剣?」
恐らくあの同類の五つの反応がエクスカリバーの反応だったのだろう。恐らく主任はこのことを自然に感じ取って『ゴミ虫』といっていたのだろう。
「これは 破 壊 の 聖 剣、カトリックが管理している」
「私のは 擬 態 の 聖 剣。形が自由自在に出来るの。こんな風にエクスカリバーには一つ一つに特殊な力を有しているの。これはプロテスタントが管理しているわ」
どうやら七本に分かれたエクスカリバーはそれぞれに能力があるようだな。しかしこうも敵対している勢力に武器の情報を与えていいのかとおもうな。
しかもそんな伝説の武器を易々奪われるとはな。だが教会は大きな組織、そんな簡単に盗まれることはまずないと思うのが正しい。恐らく教会内部でエクスカリバーの強奪に関与した関係者がいるかだな。
「我々がこの地に来たのはエクスカリバーを奪った堕天使がこの町に潜伏しているという情報を掴んだからだ。我々はそれを奪取、もしくは破壊するためにここに来た」
破壊か…。まあ悪用されるなら破壊したほうがいいと判断したのか。
「堕天使に奪われるくらいなら、壊した方がマシだもの」
「それでエクスカリバーを奪い、それには飽き足らず私が管理するこの土地に潜伏しているはた迷惑
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