第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change2:強奪された聖剣〜The arrogance of evil exorcism〜
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人がしゃべりだした。
「さて明日。グレモリーの時期投手とその眷属悪魔たちに会う予定だが」
「どうしたの?ゼノヴィア」
「イリナも聞いているだろう?最近現れたグレモリーの謎の協力者」
「確か任務に行く前に言われてたわね。その人物には気おつけろって」
何…?俺に関しての情報が漏れている。一体どこから……。
「ああ、聞いたとおり相当腕が立つ人間らしい」
「まあ、会うだけだし下手の言動しなければ大丈夫だよ」
「そうだな」
そして二人はそのまま廃教会に戻りそのまま動きがなかったため俺は尾行をやめ帰路に着く。
「二人ともある意味悪い情報だ」
『どうしたのマスター?』
『どうした〜ご主人』
「実は教会側が俺の存在をどうやら薄々認識している」
『『え?』』
「先ほどあの二人の会話を聞いていて。『グレモリーの謎の協力者』といっていた。しかも警戒されている。」
『マスターって悪魔側以外ではそこまで目立った行動はしてないよね?』
「ああ、そこまで目立った行動はした覚えはないが…」
『もしかして、ご主人が魔王と接触したのが原因なんじゃない?』
「一体どういう……そうゆうことか」
今考えてみれば魔王…いや冥界に来ている時点である程度俺の存在が知れ渡っている。しかも広い悪魔社会、恐らくほかの勢力に話が漏れても不思議じゃない…が、まさか現状冷戦状態のような教会側にも届いているとはな。これは早くどうやって身分を偽るか考えないとだめだな。
「大体検討はついた。だがいまさらひらがったものは収集がつかないからな」
『まあ、できることがあったらお手伝いするからさっ!』
『私もできることなら手伝うよ?』
「すまないな」
こうして今後の未来に不安を持ちながら俺は自宅に帰った。
―○●●●●○―
翌日、俺の予測どおり俺含めオカルト研究部全員が部室に集められていた。まあ部長の表情を見る限り恐らくあの二人がここに来るのだろう。
正直俺の感性で教会をたとえると一見少しおかしな命令やアーシアの一件を聞いて正直組織としておかしいと思っている。だがあくまで教会側でその上位にある天使側がどうなっているかはわからない。正直この世界の勢力図はあまりはっきりしていないので判断材料がない。
そして例のごとく二人の白いローブをつけて女性が入ってきた。とりあえず今回の話でこの二人をどう対処するかこっちで決めさせてもらおう。
それにしても二人が入室したときから木場から明らかなる殺意に近いものが出ている。しかも木場以外はリアス部長の後ろで待機しているが木場だけは奥で壁にもたれかかっている。できれば面倒なことは起こしてほしくないが。
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