224部分:決戦その三
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
天馬が飛ぶ。それまで車輪の様に攻撃を続けていた歩兵と騎士団が大人しくなった。親衛隊に緊張が走る。
帝国軍第三陣魔道師団を率いるザッカーリアの下に皇帝からの伝令が来た。今より天馬が打ち上げる火矢を目標としメテオを斉射せよというものであった。
「了解した。只今より陛下に燃え盛る星達が天と地を焦がす様を御見せ致しましょう」
赤と黒の軍服とズボン、紅のマントとブーツを身に纏った青い髪と黒い目の男である。彼は自信に満ちた声でそう言うとニヤリ、と笑った。
彼の号令と共に白シャツとズボン、赤いベストとマントを着た魔道師達が腕を掲げた。その時後ろから歓声が沸き起こった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ