223部分:決戦その二
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「ふふふ、そうかしら」
そう言い終わると足を払おうとした戦斧を上に跳びかわした。そしてそのまま前転し戦斧を振ってきた敵兵の脳天に踵落としを浴びせ止めに剣を振り下ろした。
解放軍は個々の技量においては帝国軍を凌駕しながらも帝国軍の決死の突撃の前に押されていった。次第に後へ後へと引いていく。
「どういう事だ?聞いていた今までの戦いとは全く違うではにあか。これがあの解放軍か?」
帝国軍に傾いていく戦局を見てこう言ったのはセリスではなかった。アルヴィスであった。
「だが戦局は我が軍に有利になってきている。今は動く時か」
右手をサッと挙げた。一人の騎士が彼の側へ駆け寄って来た。
「メテオはどうなっている」
アルヴィスは問うた。
「ハッ、後一時間程で敵主力を射程に入れられます」
騎士は敬礼をし答えた。
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